見出し画像

【歯並び日記⑥歯と歯の間にゴムを挟む】

37歳で始めた歯列矯正のごく個人的な記録用日記です。継続は力なりを一度でいいから体現してみたいという思惑もあります。

5月はとにかく忙しい。GW後半も結局何もせぬまま終わってしまい、気がつけばもう3分の2過ぎ去ってしまったという。
通常のかけもち仕事に加えて、いよいよスタートした個人事業。まずは1件のご依頼に全力で応えていく。とにかく安全に、ゆるやかに進めていくことを大事にしよう。焦らず、急がず、楽しく。ああ、めまぐるしい日々。さて、歯並び日記の続きをば。

4月末日。
歯間にゴムをさしはさむ日。装置用の型取りのために、奥歯3本の間に上下2枚ずつ、ゴムをぎゅっと詰めてもらう。
ゴムを挟むことで歯が動くと痛みも出るそう。
いざ挟み込まれた5ミリ四方程度の水色の薄いゴム。厚さは1ミリくらいあるかな?高さがあり、つい噛み締めちゃう感じ。
早く取れちゃったら再度入れ直さないといけないらしい。歯科衛生士さんによると「次の受診まで遠いタイミングなら来てください。近ければそのままで大丈夫です」日付の間隔を、遠い近いで表現された。
次回予約まで2週間。取れずにステイしてくれるだろうか?
みんなこういった手順を踏んで、準備に準備を重ねてスタートしているのね。矯正って大変。詰め詰め作業はものの10分程度で終了。
帰宅後、お昼にうっかりカレーを食べてしまい、ゴムが緑色に。南無。

時間が経って口腔内を観察。チャーシューが奥歯の全ての隙間にぎちぎちに詰まっている感覚。さきいか感もある。
とにかく歯と歯の間に詰まっているものを爪楊枝でぽろりと外したくなる衝動と戦い続けた1日目。
眉間にはずっと文字通り歯痒い皺が刻まれていたと思う。
そして生粋の歯軋りストの私。すでに左奥歯のゴムが擦り切れて、歯間から飛び出た少し高い部分が千切れそうに。
やはり左の噛み締めは深刻。私のあごの悲鳴も左。
我が身体的圧力が左に偏っていることを改めて実感。

翌日の朝ごはん。食べものを噛むのがめちゃくちゃ痛い。パンケーキを噛むのも一苦労。アゴに走る激痛…
「歯が動きますので多少痛みます」の言葉がよみがえる。

さらに3日後、左奥歯のゴムがこときれる。噛みちぎられてただの糸のようになってしまい、するりと歯の間から抜け出てしまった。
この時、次回予約まで10日以上。じゅうぶん「遠い」といえるだろう。
がしかし、仕事の忙しさにかまけてGWに突入してしまい、GWがあける頃には「近い」になってしまう。
まあいいか。どこまでもズボラな私。大丈夫だろうか。
そんな不安を残しつつ、残りのゴムを歯と歯の間に挟み続ける私だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?