【Git】リモートのコミットメッセージを変更
環境
OS: macOS Catelina
ターミナル: vagrant
1.コミットメッセージの指定
コミットメッセージを変更するには、変更したいコミットメッセージを指定する必要があります。
変更したいコミットメッセージがあるリポジトリのローカルで下記Gitコマンドを入力します。
git rebase -i Head~
次に、最新のコミットメッセージを1として、変更したいコミットまでの数を数えます。
変更したいコミットメッセージが最新から3番目なら3です。
Head~の後に、変更したいコミットメッセージまでの数を入力します。
git rebase -i Head~3
returnキーを押した後に、Vimエディターが起動します。
その後、変更したいコミットメッセージが最新から3番目まで表示されます。
また、コミットメッセージは上から古い順で表示されます。
pick d16db66 3回目のコミットメッセージ
pick aa8c32e 4回目のコミットメッセージ
pick c095a22 最新のコミットメッセージ
変更したいコミットメッセージは、最新から3番目なので1番上のコミットメッセージ
である先頭文字pickをeditに変更しVimエディターを保存し終了して下さい。
edit d16db66 3回目のコミットメッセージ
pick aa8c32e 4回目のコミットメッセージ
pick c095a22 最新のコミットメッセージ
ただし、最初のコミットメッセージを変更したい場合、git rebase -i Head~では指定できません。
なので、代わりに下記Gitコマンドを入力します。
git rebase -i --root
returnキーを押した後に、git rebase -i Head~と同様にVimエディターが起動します。
その後、変更したいコミットメッセージが最新から最初まで表示されますので、
最初のコミットメッセージである1番上の先頭文字pickをeditに変更し
Vimエディターを保存し終了して下さい。
edit 1bb580f 最初のコミットメッセージ
pick afb7f87 2回目のコミットメッセージ
pick d16db66 3回目のコミットメッセージ
pick aa8c32e 4回目のコミットメッセージ
pick c095a22 最新のコミットメッセージ
2.コミットメッセージ変更
コミットメッセージの指定後に下記Gitコマンドを入力し、
" "の中に新たに変えたいコミットメッセージを入力しreturnキーを押してください。
git commit --amend -m "ここにコミットメッセージを書きます!"
3.コミットメッセージ変更を終了
コミットメッセージを変更しましたら、下記Gitコマンドを入力しreturnキーを押してください。
また、複数のコミットメッセージを変更したい場合は、1-1~1-3までの手順を繰り返して下さい。
4.コミットメッセージを確認
コミットメッセージを変更しましたら、問題がないかコミットメッセージを確認しましょう。
下記Gitコマンドを入力しreturnキーを押してください。
git log --oneline
git log --onelineではコミットメッセージは上から新しい順で表示されます。
これで変更できていれば成功です。
c095a22 最新のコミットメッセージ
aa8c32e 4回目のコミットメッセージ
d16db66 ここにコミットメッセージを書きます! <- 3回目のコミットメッセージ
リモートに反映
変更が終わりましたらリモートにコミットメッセージを反映させましょう。
反映する際は、下記Gitコマンドを入力しreturnキーを押してください。
これで反映完了です。
git push -f origin main
参考
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