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【報告】松下資料館の感想
松下幸之助資料館を訪れてみて
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今回、京都旅行に際して訪れてみたかったことは松下幸之助の資料館です。京都という街は歴史を感じる街である一方、次世代のテクノロジーで溢れ、産業では松下幸之助氏や稲盛和夫氏をはじめとする起業家もおります。
学問で言えば京都大学もあり、歴史に触れる以外にも産業にも触れることのできる素晴らしい街である。ただオーバーツーリズム問題もあり、観光客の負の側面が現在住む住民の方にも大変、迷惑なこともあります。
そんなことを感じた旅でした。
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資料館は事前に電話して入らせていただきましたが、感じることは松下氏の偉業と内助の功です。
今のヤングケアラーも抱えている問題は大変でございますが、松下氏もまた9歳の頃に奉公など壮絶な人生を味わっています。松下電気時代はソケットに拘り、さまざまなものを生産し販売すると同時に、不況でも従業員を解雇せず、戦後ではGHQからの厳しい制限が課され、政治においては松下政経塾を開講しました。
このように普通の人が、へこたれる人生の中で松下氏は大きな成長を果たし、今日の我が国もまたあるのです。
しかしながら反省すべき点もまた私にはあります。
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一つは国家運営です。この国に課されたものは松下氏が述べたのは無税国家です。
我が国の税金は会社にとっても個人にとっても高い負担であり、ベーシックサービスの膨張に伴う搾取よりも減税の方がいいのではないか?
無税国家は今日も誕生せず、むしろ逆行し増税国家のままとなっております。
もう一つはアメリカを支えるサブリーダーとしての日本です。松下氏が期待したのとは真逆に、我が国はサブリーダーとしての役目は弱く、米国主導の世界は揺らいでいる。
中国の生成AIと比べ我が国はまだ堕ちる思いであるばかり、我が国にはイーロンもジョブスもおらず、平成初期の一部の起業家と昭和の先人のみであり、平成中期生まれのスターが生まれる環境にないことは深く反省をしなければならなあ。
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最後に松下氏の椅子をあえて載せさせていただきます。
今、我が国にこの椅子に見合う人はどのくらいいるか?未来の松下幸之助が生まれるのを信じたい