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東京19区 総理補佐官vs経産副大臣与野党大接戦の構図に! 


①東京19区のエリア

  • 小平市

  • 国分寺市

  • 国立市

②祖父も孫も主人を支える補佐官出身の野党議員

東京19区は立憲の末松 義規議員の選挙区です。
この選挙区は与野党の現職同士が鮮烈にぶつかり合うような選挙区であり、前回の選挙では
末松氏が自民現職を約2,000票差で破る快挙を
果たしました。
末松氏は外務省出身の国会議員で1996年に初当選しました。
96年の初当選議員は菅前総理や河野太郎デジタル担当大臣と同期ですね。
その後、民主党政権では内閣府の副大臣や総理補佐官といった野田内閣の一員を支えるも、自民候補に敗れ、国政のキップを失いました。
さらに次の選挙でも敗れ、2017年に比例復活で5年ぶりの国政復帰です。
2021年の衆議院選挙で約11年ぶりの小選挙区での勝利を果たし、今回は連勝できるか否かが問われます。

③候補者紹介(予想される顔ぶれ)

ここで候補者を紹介いたします。なお選挙制度において公平性を記すために現職・新人・名前と年齢、所属政党を記します。
立憲【現職】末松 義規候補 (67歳)[5期]
自民【現職】松本洋平候補 (50歳)[7期]
維新【新人】吉田圭一郎候補(31歳)
共産【新人】井手重美津子候補(59歳)

④自民現職議席奪還へ・・・維新は元国会議員秘書を擁立へ

対する自民党の現職は松本洋平氏です。
松本氏は当選5回の銀行員出身の国会議員で2003年に出馬するも、
当時現職の松本洋平氏に敗れ落選しました。

その後、2005年の選挙では末松氏を破り、
小選挙区で初当選し国政の切符を手に入れました。

しかし2009年の選挙では民主党の勢いに伴い、
末松氏に敗れ比例復活もならず落選しました。

そして2012年には末松氏に比例復活を許さず、
小選挙区で当選し、3期続けて当選しました。

なおその間、自民党青年局長や内閣府政務官、御嶽山噴火現地対策本部長、
内閣府副大臣や経産副大臣に就任しました。

しかし2021年の選挙では立憲の末松氏に僅差で敗れ比例復活を
しました。

今回の選挙では奪還できるかが問われます。

維新の会は元国会議員秘書の吉田圭一郎氏、
共産党は女性候補の井手重美津子氏を擁立しました。

特に共産党は前回の選挙では候補者擁立していなかったことから、
左派票の分散や野党分散で現職の末松氏が議席を守れるかが注目です。


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