群馬3区 無敵の自民選挙区に野党は勝てるのか?#20【選挙解説】
①群馬3区のエリア
太田市
館林市
邑楽郡
②保守大国の群馬に隙はない
今回は以前紹介した山形や青森と同様に隙がありません。
群馬には福田前総務会長や小渕組織運動本部長といった選挙に強い政治家がいます。
だからこそ自民が強くリベラル層が集まりにくいという感じでしょうか?
そのことを踏まえた上で今回は3区の代議士である笹川博義(57)氏の選挙について解説したいと思います。
③候補者紹介(予想される顔ぶれ)
ここで候補者を紹介いたします。
なお選挙制度において公平性を記すために現職・新人・名前と年齢、所属政党を記します。
自民【現職】 笹川 博義候補(57歳)[4期]
立憲【元職】 長谷川 嘉一候補(70歳)[1期]
今の所確認できたのはこの二方ですが、今後も増える可能性もありますので十分動向を注視して参ります。
④両者共に県議出身
今回の自民・立憲ともに県議出身の衆議院議員ですね。
特に立憲の長谷川氏に関しては2017年に比例復活で当選し、2021年は前回選挙に比べ約200票増加したが、落選してしまったなど、当時の立憲民主党が野党共闘で比例の議席を減らしてしまった(立憲共産党のイメージがつき、無党派層からの支持が失われた?)のです。
そして仮に当時の選挙ではN国(現政治家女子48党)の候補も出馬し、もし野党統一できれば長谷川氏が70,000票も獲得できたかも知れません。
しかし笹川氏は86,000票近く獲得でき、いかに保守層が強い選挙区とも感じます。
ただ維新の会や参政党の候補が出馬すれば、もしかしたら立憲だけでなく自民にも不利な可能性があります。
これは政権不満票と保守票を獲得することが予想され、どちらがより不利に影響するかは定かではありません。
いずれにせよ保守大国の群馬を切り崩せる野党候補がいるか否か注目です。
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