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派閥なき自民党総裁選 ポスト岸田を巡る動きと解散総選挙前の自民の決断はいかに!?


自民党総裁選ガチ予測!

こんにちは森です。

今日は日本国民が血眼になって
チェックする自民党総裁選2024について
解説したいと思います。

ズバリ今回のポイントは以下の4つです。

・総選挙前の解散
・派閥が解体されていること
・安倍派の空中分解と幹部の引退
・資金源の政治資金パーティーが開きにくい

この4点ですね。さらにそれだけでなく、自民党総裁選の焦点についても
解説して参ります。

子育て支援と少子化対策
・所得税減税
・新しい資本主義に関する政策の維持?修正?
中国との関係
・中東との関係
・気候変動問題
政治とカネの問題
・円安ドル高について
・皇位継承問題について
・災害対策
・社会保障の財源

こうした部分が自民党総裁選に関する政策論争となるでしょう。

特に少子化対策、中国との関係、政治とカネの問題に関して言えば、
私個人としては総裁選の当落を左右する焦点になるかと思います。

注目してみましょう。

岸田総理は総裁選までに解散は打てず

解散は確かに総理の専権事項ですが、
5月の自民党の推薦した候補が
様々な地域で敗北していることを見るに、
解散は難しいと言えます。

一方で7月は都知事選や鹿児島知事選で
自民党の支持した候補がそれぞれ
勝利する可能性は高いと思われ、
野党の追い風が止まるリスクもあるでしょう。

日本経済新聞とテレ東の合同世論調査を見るに、
自民党と立憲民主党の差は依然として開いていますが、
それでもなお野党第一党の支持率は確実に上がっているでしょう。

次期衆院選で投票したい政党を聞いたところ、自民党と答えた割合は28%で前回と変わらなかった。立憲民主党は4ポイント上がって18%になり、両党の差は3月の14ポイントから10ポイントへと縮まった。

出典:日本経済新聞 内閣支持横ばい26% 衆院選投票先、自民28%立民18%

この数値は首都の東京都と関東圏、沖縄や北海道の支持層には
表れているかと思いますが、それ以外の地域では
まだ依然として自民が優勢かと思われますので、
この部分が現職総理である岸田政権の評価に分かれるかと思います。

旧派閥とポスト岸田について

旧派閥とポスト岸田について考えてみたいと思います。

まず前提条件として今回、総裁選に投票できない議員も
いることを念頭に置いてみるとわかりやすいかもしれません。

【離党・党員資格停止中】
塩谷元文科大臣、下村元文科大臣、世耕前参院幹事長、西村前経済産業大臣、
高木前国対委員長

加えて党の役職停止の方は総裁に就くことは、
多分できない?前例がないため詳細は分かりませんが、
以下の方は今回難しいでしょう。

【役職停止中のポスト岸田候補】
武田元総務大臣、松野前官房長官、萩生田前政調会長

さらに処分された派閥である安倍派や二階派を除き、
ポスト岸田とメディアで言われる党の3役+大臣を務められた衆院当選6回以上の
衆議院議員と分けますと、大体の代表格はこのような形ですね。

【無派閥】
高市経済安保担当大臣、石破元幹事長
野田元総務大臣
【旧麻生派】
河野デジタル担当大臣、鈴木財務大臣
【旧茂木派】
茂木幹事長、加藤元官房長官
【旧岸田派】
林官房長官、上川外務大臣

今の所、想定される名前は9名ですが、
結局は3-6名ほどに絞られ、さらには
政治情勢によっても異なるかと思います。

しかし2021年総裁選を経験している方で
推薦人の20人を集められ、自民党支持層を固められる
議員が総裁になれる可能性が今回は解散総選挙が近いことから、
高いとも考えられ、いずれにせよ注目です。

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