平成以降、総理の道を歩もうとした偉大な政治家たち Part2
6.山崎拓
YKKと呼ばれたかつての総理候補の1人です。
現在の森山派の創設者で、
平将明議員や甘利明議員がかつて支えていた山﨑派のドンです。
小泉政権で幹事長や副総裁を経験し、
ポスト小泉の道を上り詰めるも
女性スキャンダルにより失墜し
総理の道から外れる。
なお現在の福岡2区は鬼木議員が地盤を継いでいる。
7.亀井 静香
大物代議士。
国民新党を結成し、民主党政権を支えた一員。
元警察官で運輸大臣や建設大臣を務め、
小泉元総理と郵政民営化のことで対立し、
国民新党を結成する。
当時自民党候補のホリエモンを破り当選する。
なお現在の広島6区は立憲の佐藤 公治議員が
地盤を守っている。
8.藤井 孝男
衆議院議員5期、参議院議員を4期務めた議員。
2003年に野中広務氏の支援により総裁選出馬するも、
派閥分裂により、同じ派でも一枚岩になれず
現職の小泉元総理に敗れ落選。
郵政民営化に反対し造反し離党を選ぶ。
なお自民党の離党と復党を数度繰り返している。
9.高村 正彦
麻生副総裁と同じ派閥で、
第二次安倍政権の副総裁を務めた。
安倍晋三回顧録では自身を支えたキーパーソンとして
菅官房長官、麻生副総理、高村副総裁と述べた。
なお副総裁としては最長日数を誇る。
その背景には2003年の総裁選出馬で54票を獲得し
一定の存在感を作ったことも関係があると考えられる。
10.谷垣 禎一
谷垣グループのトップであり、元自民党総裁。
法務大臣や幹事長、財務大臣、国交大臣、
宏池会の一員でアジア外交や財政の考え方にも
反映されている。
自民党が野党時代、総裁として当時の民主党政権を
追求している。
現在の京都5区は本田太郎が継いでいる。
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