アメリカ大統領選、ハリスの支持はトランプを数ポイント上回るも経済政策で遅れも
今回は大統領選の最新情報をお届けします。
カラマハリスvsドナルド・トランプ、
新人と元職の異例の大統領選となりましたが
果たしてスイングステートを制するのは
どちらか?注目ですね。
前回のNote
ハリス、トランプを上回る数字に
ハリス氏とトランプ氏の大統領をめぐる構図は
まさしく白熱しています。
半世紀ぶりの現職大統領が再選を目指さずに戦うことで、
元職と新人の構図となりました。
結果はハリス氏が4ポイントほど
トランプ氏を上回っている状態です。
538の選挙人を巡る大統領選であり、
3州の合計は45名のため、
勝敗に大きく左右されます。
既にテキサス(共和党)ニューヨーク(民主党)のような
地盤が固められている場所でなく、
拮抗している選挙区でどれだけの有権者に
アプローチできるかが大統領選のポイントです。
だからスイングステートを
押さえなければなりません。
銃撃の利点、バイデンに対する高齢批判、全て覆される。
トランプ氏は先月の銃撃事件で強靭な精神と
銃撃に負けないものを見せつけ、
私自身も非常に感動致しました。
多くのアメリカ国民のあの姿には
大いに感服させられるような
シーンだったのではないでしょうか?
選挙は決して暴力に屈してはならないですし、
断固として銃撃犯について反対致します。
しかし一時のトランプ人気でほぼトラと思われていたことが
一転し、現職のバイデン大統領が辞退し、
カラマハリス副大統領が大統領候補となったことは
トランプ氏にとって、キツイものでしょう。
現職の実績を非難することも
高齢不安も封じられ、
ハリス氏を責める要素は
移民問題とスタッフの入れ替わりが多発している
ことの2点がメインとなったのです。
さらに高齢不安と言っていた部分は
バイデン大統領が不出馬となれば
78歳のトランプ大統領に対しても
ハリス氏はリスクなく
高齢不安を指摘できること。
加えてダブルヘイターは間違いなく
ハリスに行く可能性が高いでしょう。
またハリスがトランプの武器である経済についても
踏み込んだ発言をしています。
ハリスが中間層を軸にした経済政策を打ち出し、
経済への姿勢を鮮明化させています。
日本もそうですが、リベラルの政党は
個人への政策は強いものの、
全体の経済政策については
なかなか発信力が課題とも私は考えています。
特にハリス氏の場合は、トランプ氏が経済の部分でアプローチ
しているものを相殺することで、これから民主党が
よりハリス氏が中間層やスイングステート、
中でも前回固めたラストベルトの地域を
再び固められるかどうかが注目されています。
しかし、もしトラの可能性も極めて高いといえ、
日本は大統領選に向けてしっかり政策能力を高め、
新しい任期を迎える大統領をお迎えしなければならない。
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