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対中戦略について

最近、中国のビザ緩和問題を受けて保守からの批判、主に自民党内の議員だが、結構なバッシングがある。これについて私がどう思っているから率直な感想を言いたい。まず東アジアメインの外交になりすぎており、対中強硬派のトランプがこの動きを喜ぶとは決して思っていない。

日本が中国に近づくことは米にとっては嬉しくはないと言えると思う。一方で中国との関係をこれまでのパイプでいいのか?と言われたら、それは否定したい。二階元幹事長が引退した今、中国とのパイプは細くなり、これはかなり問題である。今の習近平派たちと日本の政治家幹部は交流経験が浅く、外交の上でパイプを作ることは大事なのは承知している。問題は外相レベルでなく、一部の最高指導部との接点を持たなければメッセージが伝わらないといった懸念だ。日本政府とのカウンターパートが必ずしも習近平本人に事細かに伝わる伝書鳩の存在かは疑問に思うため、できれば政治局員や中央委員でなく、最高指導部に伝わるような配慮を議員外交は心がけるべきだろう。ただ台湾有事は起こしてはならない。

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