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高市早苗候補のリーフレット配布の件について
※本Noteは報道ベースの情報をもとにして述べさせていただきます。
先日、総裁選候補の高市早苗候補に対し、岸田総裁は執行部にさらなる追加処分の支持を出されました。この件に関しては今回は総裁選で党員にリーフレットの送付を禁止するルールが追加されたことから、実際に全国の党員にリーフレット送付しているのは高市早苗陣営のみとなります。
結果的に高市早苗候補は元々人気のある石破茂氏や小泉進次郎氏と同等の人気となり、党員票はかなり上位に食い込むことになりそうです。もちろん一概には言えませんが、事実はどうであれ高市早苗候補のみリーフレットの送付を認めれば、公正かつお金のかからない総裁選と矛盾するため、一定程度のペナルティは検討されるべきでしょう。
ただしこれが意図的に高市陣営を貶めるのみのペナルティであれば、政治家が特定の政治家を倒す目的のものにもなるため、結果に直接的な影響を与える過度なペナルティは控えるべきです。
金のかからない総裁選は矛盾
そもそも金のかからない公正な総裁選といっても、リーフレットやオートコールでなく、討論会の会場費用や渡航費やSPの負担も実は減らすべきであって、自民党が自民党目線のみで金のかからない総裁選というものには一定の違和感があります。
また金のかからない総裁選が注目されていますが、決選投票の党員票の比重を変えたり、9名の候補者の政策が重なる部分があり、国民に非常にわかりにくいことから、子供や高齢者、介護士、留学生からの質問にお答えする枠もありだったかもしれません。
あとは立憲の代表選と同じく公認予定者の意見も反映されるシステムを作ったり、1on1の討論もありだったかもしれません。
私は年齢や性別、顔のいい政治家のみが注目される総裁選に疑問を持ち、重みのある議論ができない政治家は総理になるべきではないと考えております。
したがってリーフレットの件の処分はあっても、
党は処分に値する義を取っているかは
十二分の説明責任を果たして欲しい。
決して漫画で分かりやすくよりも、地味でいいから政治家として説明責任を果たして欲しいのです。