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巣立ちの解像度を上げてみる。

2024年3月1日、長男が高校を卒業しました。
4月からの大学に備え3月中旬に秋田を離れ、遠く千葉での生活が始まります。
正直今まで、子ども達の事は発信していませんでしたが(SNSでのお弁当の写真はお米の布教活動ですw)、私自身の区切りでもあり、長男の巣立ちについて感じた事を残したいなと思い、数年ぶりに書こうと思い腰を上げつつ・・・。

さて、大学も無事合格し、まずはアパート探し。ZOOMで内見し、現地に行って納得の物件に出会い、契約も済ませた私たち。長男は自分が住むのわかってますか?と言いたくなるくらい無関心。焦る私をよそに朝までゲーム三昧・・・自分の子育てを振り返り、反省する私。
とはいえ、私が高校卒業と同時に都内に就職した原体験から、長男の一人暮らしの用意には自分が暮らすかの様な気持ちで、家電家具を始め細々した生活用品まで2人で選び、着々と長男の部屋は向こうで使う物で占領されていきます。
ヤマダ電機のリユース品で揃えた家電は状態も新品のようだし、Amazonのセールを狙って購入したベッドやカーテン、こういうソファーあれば机いらないよと大学卒パイセンの甥っ子から聞いてソファーを用意したり、とまぁ巣立つ事よりも「どっちが安いか?」とか「ラップはこっちで買うか?」とかそんな事を考える日々が大半でした。

そんな日々の中でも、99歳の祖母や、認知症の父と共に暮らしていると、家族揃っている時間がどれだけ尊い事か、それを残したいという気持ちが湧いて来ました。

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