私が精子提供活動を始めた理由

こんにちは、ゆきのぶです。
note、2回目の投稿です。
今回は「私が精子提供活動を始めた理由」を書かせていただきますね。

私がこの活動を始めたのは2016年。
もう4年近く前になります。
この4年間で、とてもたくさんの方とやり取りをさせて頂きました。
提供で実際に妊娠された方、出産された方も増えて参りました。

元々、ボランティア活動には興味はなかった。

私は元々、ボランティア活動には興味があまりありませんでした。
高校生の頃に、学校の行事の一環みたいな形で募金活動に参加したことはありましたが、本当にそれくらいです。
それもあんまり達成感ややりがいを感じることもできませんでした。
そんな中、あの災害がやってきたのです。

東日本大震災をきっかけに意識が変わった。

2011年3月11日、東日本大震災が発生しました。
私はあの時都内にいて、外出先で携帯のワンセグを見ながら事態を見守っていました。
幸い知り合いなどが被害にあうこともありませんでしたが、テレビを見ながら何もできない自分に歯がゆさを感じました。

そして、初めての献血へ。

震災を受けて、何かしたいけど何もできない自分に、不甲斐なさを感じていた時、初めて献血に行こうと思い立ち、実際に献血に向かいました。
私と同じように、たくさんの方たちが献血ルームを訪れていました。
実際に献血を終えて、自己満足かもしれないですが、少し達成感というか、自分は社会の役に立っている、困った人の助けになっているという感覚が芽生えました。

そして精子提供活動を知る。

それからも時々、献血ルームに向かっていました。
東日本大震災から少し経ったある日、ふとテレビを見ていた時の事、「精子提供ボランティア」を紹介する番組が目に入りました。
そんなボランティアもあるのだと、驚きました。

知人の結婚、そして不妊を知る。

時を同じくして、知人が結婚しました。
その知人と話していた時に、何気なく子供の予定などを聞いてしまったのですが、その知人夫婦は事情に子供を授かることができないのだと教えてくれました。
私は自分の無知と無神経さに、本当に申し訳ない思いでした。

そして精子提供活動の闇を知る。

その知人の話もあって、自分なりに精子提供ボランティアについて調べ始めました。
色々な人が提供活動をしていて、ブログやTwitterで情報発信をしているのを見ました。
けれども中には「直接提供のみ」や、「若い女性のみ」という条件をつけて活動している人など、悪質な提供者がたくさんいる事、そういう提供者に出会ってしまい嫌な思いをした人がたくさんいる事を知りました。

自分なら、ちゃんとした活動ができるのではないか。

そういう提供者のブログなどを見ていて、ふと「自分ならもっと良心的に、ちゃんとした活動ができるのではないか」と思い立ち、自分が提供活動を始める事を現実的な問題として考え始めました。

文章が長くなってきましたので、今日はこのあたりにしようと思います。
次回この続きを書きますね。
gooブログもありますので、よければご覧ください。



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