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裏話①~おまゆさんと猫編~ 短編小説「ハコダテのがごめ」

短編小説「ハコダテのがごめ」裏話①

本編はこちら↓




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「ハコダテのがごめ」はおまゆさんの過去の記事と関係があります。





~1つめの関連記事~

まずは皆さんお気付きかもしれませんが……

音声配信はこちら!ぜひ!
【音声ver】伝家の宝刀「シャーーーーーッ」

『伝家の宝刀「シャーーーーッ」』
最近マガジンにピックされたことで話題が再燃していますね。
この記事は僕とおまゆさんが親しくなるきっかけとなった記事で。
この音声配信で初めておまゆさんの声を聴いて、僕はその虜になったのです。

でも決してこの記事を元にストーリーを考えた訳ではないのですが、ストーリーを考えていくうちに自然と「シャーーーーッ」に結びついていきました。

詳しくはぜひ実際におまゆさんが書いた記事を読んでいただきたいのですが……
『伝家の宝刀「シャーーーーッ」』は、おまゆさんが猫から教わった家庭円満の秘訣のお話。


今回の物語「ハコダテのがごめ」の最後の最後の数行は、無かったとしてもストーリーは成り立ったかもしれません。
でも、せっかくのおまゆさんとのコラボで、彼女のことを想って書く小説なので、どうしても削りたくない内容でした。

「ハコダテのがごめ」の冒頭では……

泣きたいような怒りたいような気持ちになりましたが、そういう時にどんな風に鳴けばいいのか知りませんでした。

そんな状態だった子猫のがごめ。
しかし、とある夜の冒険を通して自分の意思表現の仕方を学び、最後にはそれをママに教える。

そのラストが、おまゆさんのエッセイへと続いていきます。


「ハコダテのがごめ」のラストではママは悩んでいる様子のまま終わりますが……

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おまゆさんが描いた最後のイラストではママもがごめも明るい表情。
物語の先のストーリーは、誰よりも、僕よりも、彼女が一番知っているんです。




2つめの関連記事~

こちらの記事については知らない方も多いかもしれません。
5月からnoteの投稿を開始したおまゆさんが、その5月から7月の始めにかけて投稿していた記事です。
僕も7月に入ってからおまゆさんと親しくなったので、実は今までしっかりと読んだことがなかったのですが……


猫を飼っている人は体験したことがあるのではないかと思います。

薬を混ぜた途端にそれを敏感に察知してご飯を食べなくなる猫。
そしてそんな時には、ちょっと奮発して高級で美味しいご飯に変えてみたり、細かくして混ぜてみたり、上にのせたり、下に隠したり、様々な工夫を試し。あるいは、嫌がる猫に謝りながらも無理矢理口に指を入れて噛まれながらも薬を呑み込ませる。
そしてまた、抵抗する猫をカゴに押し込んで、中から聞こえてくる「あおん、あおん」という切ない声に心を傷めながらも病院に連れていく。
注射を打つ時は飼い主も一緒になって猫を押さえ付ける。

僕も実家ではずっと猫を飼っていたので、そんなことを何度も経験しました。

でも、それが命を救うということ

動物を飼うことは命を任されること。
理想だけでは済まされない。
エネルギーをかけて、時間もかけて、お金もかけて、時には猫にも辛い思いをさせて嫌われ者になって。そういった現実的な責任がのしかかります。


おまゆさんも、飼い猫の病気と戦う、そういった経験をしたそうです。
その記録がnoteに記されています。

「つみれの真菌記録」シリーズの最初の記事から読むよりも、もう少しだけ前の記事から読むことをオススメします。(途中であまり関係のない記事もいくつか混ざりますが、それもついでに読んじゃいましょう♪)


「ハコダテのがごめ」には、そんなおまゆさんと猫のもどかしくも愛しい日々の雰囲気を忍ばせています。

猫の病気と戦った方々に対する、現実では聞くことのできない猫からの感謝の気持ちを想像して描きました。




◆    ◇    ◆    ◇    ◆

おまゆさんらしさを詰め込んだら、おまゆさんが朗読するべき物語になり、そしておまゆさんの魅力を皆さんにお伝えできる物語になったんじゃないかと思います。

今回の「ハコダテのがごめ」がきっかけで皆さんがおまゆさんの過去の記事も読み、おまゆさんの魅力を知っていただけたらとても嬉しいです!



最後まで読んでいただきありがとうございました!

幸野つみ

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幸野つみ
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