季節と人、好き嫌い
寒い日が続いていますが、今日は久しぶりに写真を撮りながら近所を歩いてきました。
春はお花がたくさん咲いてポカポカしているので好きですが、冬は家にこもりがちになってしまいますね。
そんな寒い冬でも強く咲いているお花を見つけたり、晴れている日は空がすごく綺麗だったり、星もよく見えます。(お花に限らず葉物の植物や野菜もですが)。
そうやって思うと、冬は苦手だけど素敵な部分もあるな~なんて感じたりします。
お鍋が美味しい季節
おでんの季節
コタツにみかんが幸せと感じる季節
温かい飲み物を楽しむことができる季節
お気に入りのコートを着られる季節
モコモコパジャマに自己満できる季節
湯船に浸かることが幸せに感じる季節
自分が苦手だと思っている季節でも、スキー場やキャンプが好きで冬を楽しみにしている人もいると思います。
また、前述の通り良いところもあります。
これって人間関係と似ているなあ…と。
周りにいる苦手な人、嫌いな人、きっと誰しも少なからずいますよね。
私もいます。
でも、その人が周りから完全に孤立しているのかというと、そうでもなかったりします。
どうしてでしょう?
誰がどう見てもあの人友達いなさそう~
と、仲間内で陰口を叩いていても、それは自分達が苦手だと感じているから嫌なところばかり目に付いてしまうだけであって、違う角度から見てみると意外とそんなに嫌な人じゃなかったりします。
人は自分を守ろうとするあまり、他者の良くない部分に目が行ってしまうことがよくあります。それは自分のコンプレックスが原因であったり、羨ましい気持ちが心の奥に隠れているからこそではないかと考えます。自分を良く見せたい、強く見せたいという気持ちの表れというのでしょうか。
私は過去のことに囚われて、正直僻みやすく自己肯定感が低い性格をしています。
少し前までは「私ばっかり…どうして…」と感じることが多かったのですが、最近は同じような方はきっと居るだろうな、私だけじゃない。と、人と少し深く関わることを通じて思い直すことができました。
まずは深呼吸をして気持ちを落ち着けてみること。
自分の好きな部分を見つけてみること。
それから自分を好きになって、
初めて他の人のことを本当に大切に想うことができます。
私はまだまだ自分の好きな部分を探すのに精一杯ですが、神様からお借りしている体ですから自分を物理的に傷付けることはやめました。心の浮き沈みが激しいので、心を傷付けてしまうことはありますが、「今日はこんなことがあったから良かったなあ」と、SNSで嬉しかったことや楽しかったこと、少し成長を感じたことを呟いたりしています。それが貯金みたいに貯まっていくと、今より自分を好きになれるのかなと明るい未来を思い描いています。
今は自己肯定貯金をして、それが貯まっていくうちに、ふと気が付いたら他者肯定貯金に変化している。そんな風になれることを願って、マイペースに自己肯定貯金をしていこうと思います。
だからと言って、自分を押し殺す必要はありません。モヤモヤを吐き出すことも大切です。ノートに書き留めるのも方法の1つだと思います。
自分や周りの人を好きになって、妬んだり陰口を叩いたりするような心のホコリを払いたい。
苦手な季節の真っ只中に、そんなことを思いました。