何かを成し遂げるために無理をすると現実は悪化する&オーダーはやっぱり100%という話
こんにちは。yukinoです。
最近、職場の上司を見ていて「やっぱり何かを成し遂げるために無理をすると、現実は無理を止めざるを得ないことを起こして止めてくれるんだな」「オーダーはやっぱり100%叶うんだ」と思うことがあったのでシェアしようと思います。
ノットセルフな上司に特大現実悪化が起きるまで
1.上司、ノットセルフになる。
私の上司は聡明な人でした。この人をAさんと呼ぶことにします。
Aさんは人格者で、部下からの信頼も厚く、私も「ついて行きたい!」と思うような素敵な人です。
ですが最近、業績が芳しくなく、それが理由で部下を追い詰めるようになっていました。
上司が部下を追い詰めた結果、その部下がさらにその下の部下を追い詰める。その連鎖が続いて末端の社員たちにまで悪影響が及び、社内には暗く疲れた空気が立ち込めていました。
こんな風に話している私も、実のところ結構な被害を被っていました(これは私のオーダーの出し忘れがあったためです)。
Aさんはこの時、いわゆる「ノットセルフ」な状態。
部下を信頼して伸び伸びと働いてもらうというビジョンを見失い、部下を「できない人」と観測し、高圧的に追い詰め、ただ不快感を与えて怯えられる存在に成り果てていました。
だからこそ部下のパフォーマンスもさらに下がり、Aさんの求めるものはどんどん遠のいていく。悪循環です。
2.私、オーダーする。
それを見ていた私は、いつも通り自分の小さな願いを叶えてリフレッシュした後で、「今の不快なAさんではなく、いつもの素敵なAさんに戻ってもらうため」に、真剣にオーダーを出すことにしました。
自分の利益とAさんの利益、それから私の仲間でありAさんの部下全員が幸せになる方法を考えて、以下をオーダーしました。
Aさんには自分が部下を潰していることをわかってもらう
Aさんがトゥルーセルフになるまで、ゆっくり休んでもらう
次にAさんが揺らいだ時に自分で気がついて戻せるように、本当の原因は部下ではなく自分にあることを理解してもらったほうがいいと思い、「わかってもらう」という内容にしました。
また、私はノットセルフの相手にオーダーをするとき音信不通になったほうがオーダーを通しやすいため、休んでもらうことにしました。
そして単純に「ノットセルフのAさんと接するのが面倒だから」「たぶんそのほうが部下一同も安全で幸せだから」という理由もありますw
さらにAさんは仕事大好き人間で、休日も仕事をしているような人です。
最近は業績悪化からさらに労働時間を増やし、疲れた顔でいることや、体調が悪そうな時も増えていました。明らかに無理をしていると私は思いましたが、本人は否定していました。
それでも本人がそれを望んでいるので、別にいいやと思っていたのですが、Aさんのパートナーさんはよく思っていないと聞いていました。当たり前ですけどね。
この休みを機会に、家庭を顧みたほうがAさんはもっと幸せになれるはず。
そんな、私だけでなく、Aさんやその周りの人のメリットも含まれる最高のオーダーが仕上がりました。
3.「その時」が来る。
オーダーをして3日も経っていない頃だったと思います。
仕事中に突然Aさんが荒ぶりはじめ、なぜか私も“とばっちり”を食らいました。
そして起こっている原因も、誰がどうみても「機嫌が悪いからそんなこと言うんでしょ」という内容……早速のチャンス到来です。
「Aさんには自分が部下を潰していることをわかってもらう」のは、今ここでだと思いました。
私は「Aさんは本当は私のことを理解してくれているから大丈夫」という確信のもと、「そんな理由(=機嫌)で怒られるのは納得いきません」と正面切ってAさんに伝えました。
Aさんは私にそう言われて少しハッとしたようでした。
でもまだノットセルフ状態は続いていましたし、口答えするなという気持ちもあったようですが、結果的にその場は収まりました。
これでAさんも落ち着くだろうと思っていた次の日……なんとAさんが突然入院することになったのです。
命に関わるようなことはなく、復帰は可能だということでしたが、数ヶ月はかかるだろうとのこと。
……やはりオーダーは100%通るんですよね。
「Aさんがトゥルーセルフになるまで、ゆっくり休んでもらう」というオーダー、通ってしまいました(数ヶ月も休めばさすがにトゥルーに戻れるでしょう)。
なぜこんなことが起こったか
Aさんから見た原因
Aさんに起きたことは、引き寄せ的に考えると以下のように説明できると思います。
業績至上主義になり、自分らしさを失った
部下を低く見た
無理をしていた
業績を上げなくてはというAさんの責任感により、Aさんは自分らしさを失いました。
その状態なので、Aさんは部下を低く見る(見下す)ようになりました。
部下はAさんが観測した通り、「仕事ができない」「俺がフォローしないとまるでダメ」な人になって行きます。
いくら仕事人間だったからとはいえ、そうした生活はやはりAさんにとって負担だったのでしょう。
どんなに現実が悪化してもAさんは生活を変えないので、潜在意識は現実を悪化させることで「もうやめなよ」とAさんに教えてくれたのです。
私から見た原因
そして、これは私の世界の物語です。
なのでやはり、私側からの引き寄せ的な考え方も可能です。
私側から見た今回の事件の原因は、以下のようになるでしょう。
私が今の仕事に疑問を持っていた
オーダー・観測した通りにAさんが振る舞った
そもそも私には、「最高の生活を送っている私は、現在の仕事はやめているだろう」というビジョンがあります。
ですがまだ私の中で「今の仕事をやめる=収入が安定しなくなるのが怖い」という図式があり、退職には至れていません。
だからこそ潜在意識が「いつまでその仕事やってるの? やめるんでしょ? Aさんが嫌なやつになればやめる決心つく?」と現実を悪化させてくれたのだと思います。
そしてもう一つ。私はAさんに対してオーダーを出しました。
だからこそ「Aさんに自分の振る舞いを反省してもらう機会」が訪れ、「Aさんがゆっくり休める」時間ができたというわけです。
実際、Aさんと衝突したときも、私はAさんのことを「Aさんは本当は私のことを理解してくれているから(何を言っても)大丈夫」と観測しているので、衝突したときも大事には至っていません。
身近な事件も具現化的に見ると面白い
一見すると「嫌な出来事」も、俯瞰して捉えてみると、結局は自分が引き起こしていることに気がつけます。
潜在意識や引き寄せ、具現化が信用できないという人は、こういう身近な出来事を「具現化的にみたらどうなるか?」と解剖してみると、「やっぱりこういう法則って存在するのかな」と少しずつ思えるようになっていくと思います。