目標達成って、そんなに大事…?
去年、区の健康診断で引っかかり、特定保健指導の対象になってしまいました…。
特定保健指導とは:
特定健診の結果から、生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による生活習慣病の予防効果が多く期待できる方に対して、専門スタッフ(保健師、管理栄養士など)が生活習慣を見直すサポートをします。
(厚生労働省HPより)
せっかくなので、指導をお願いすることに。先日、管理栄養士さんとオンライン面談をしました。ダイエットがなかなか進まないのだけど、2年前に大きな病気をした話をしたら…
「長期の入院と寝たきり生活で筋力が減ってしまい、脂肪が減りにくいのかもしれませんね」
と指摘されました。ビックリ!考えたこともなかった。でも確かに、以前は、通訳ガイドや下見で歩き回り、ふくらはぎもカッチカチだったのだけど、入院して1か月過ぎた頃からおばあちゃんのようにたるたるになってしまった。筋肉をつけることから始めた方がいいのかもしれませんね。
で、3か月後の目標を立てなくてはいけなくて、私は「健康的な生活習慣を維持できるようにする」みたいな、ふんわりした目標(笑)にしようとしたら、栄養士さんに「具体的な目標にした方がいいですよ」とアドバイスされ、渋々「3キロ減」にしました。笑
そこで改めて思ったのだけど…
目標達成ってそんなに大事?
SNSでも、「英語コーチング&目標達成」、「3か月で目標達成!」、「目標達成英語コーチ♪」などよく見かけます。
こんなこと言うと身もふたもないですけど、私、目標達成ってあまり興味がないのです。
TOEIC何点!英検合格!〇キロやせる!結婚!とか…。
もちろん、それが励みになったり、短期的な目標としてはよいと思うのですけど、こういう目標って、
・達成できたか、できなかったか
・0か100
・all or nothing
になりがちだと思うのですよね。
たとえば「結婚」が目標だと、「結婚できたら全て良し」なのかもしれません。でも、私なら結婚してもしなくても、素敵なパートナーがいて幸せに暮らせればそれでいい、と思ってしまうタイプ。パートナーは異性じゃなくても、阿佐ヶ谷姉妹のように気の合う女友達だってよいし、パートナーがいなくたって自由で幸せに暮らせれば、私はそれで満足。
「結婚」という目標が達成できても、その後が幸せじゃなかったら意味がないと思うのです。私は若い頃から、結婚式やウェディングドレス、結婚指輪など物質的なものにも全く興味がなくて…。(実際、ウェディングドレスも着なかったし、結婚写真すらない笑)私にとってはそれよりも、毎日楽しく過ごせることが大事なんですよね。
英検合格やTOEIC何点も、その日の体調や運によって目標達成できないこともあるし、逆に、実力はそこまでなくてもテクニックや運で目標達成できてしまうこともある。
その場合、目標達成はしたけれど、実力は伴っていないみたいなアンバランスな状態になってしまうことも…。それではあまり意味がないと思う。
だから、私は具体的な目標を立てるのってあまり好きじゃないのです。
でも、栄養士さんとお話していて、たまには具体的な目標を立てるのもいいのかもと思ってしまいました。
健康面では、健康的な生活を維持するのはもちろん、今回、目標体重を初めて設定してみました。英語においても…(毎年言ってる気がするけれど)今年はスピーキングを本気で強化したくて、その上でもテストを利用してみるのもいいかな、と。
なので、私のようなタイプの人はたまには、具体的な目標を立てるのも良いと思うし、逆に、いつも「TOEIC何点!」「〇〇合格!」みたいな名詞系の目標が多い方は、"all or nothing"ではない、もっと抽象的な、持続可能な?目標を立てるのもよいのかもしれませんね。
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