メトロイドドレッドクリアした感想とネタバレ
メトロイドドレッドクリアしました。
フュージョン以来の完全新作。メインストーリーとしては全作プレイしているメトロイド好きとしてはまさかの完全新作ということでめちゃくちゃ楽しみにしてました。結果は…
めちゃくちゃ面白かった!!
アクション面は個人的にはシリーズ最高だと思います。サクサクキビキビしたスピード感のあるアクション。
難易度もシリーズ最高に苦戦しました。とにかくボスが強い。でも戦い方がわかると嘘のように楽になるすごいバランスだと思います。初見が最高に楽しいゲームでしたね…メトロイドというよりロックマンゼロに近いボス戦かな?
ストーリーもアザーエム、フュージョンから繋がったサムスの謎を明かすという感じでした。プライムやSR388周りは最低限に抑えられていた気がする。フュージョンやアザーエムと違ってサムスが終始無口かつ劇中カットシーンがあまりにもクールで強すぎるのでコレが…銀河最強のバウンティハンター…ってなりました。クレイド戦のムービーのあの冷めた感じたまらん。
Xは相変わらずやべー種族ですね。こいつらマジで諸悪の根源すぎる。けどフュージョンの時と違ってもう登場時点でただの回復アイテムなのでホラー要素はないです。ぷにぷにしてて気持ちよさそう。
個人的にはアクション性はメトロイドドレッドが最高。自由度はやはりスーパーメトロイド。シナリオはフュージョン、プライム。総合ではスパメト=ドレッド>プライム>フュージョン>リターンズって感じですね。無印とか2はリメイク版準拠ということで。
単純に2Dアクションゲームとしての完成度がめちゃくちゃ高いのでメトロイド知らなくてもおススメできます。メトロイドヴァニアのインディーズゲームってBGMとか背景とか難易度とかどこか主張が激しすぎて正直、こういうのじゃねぇんだよなぁ…って作品が多かったのですが、本家本元は流石ゲームバランスやゲームデザインが全然違うなぁ、ってなりました。ほんとに面白かったです。
ここからはちょっとだけネタバレの話なので注意。
メトロイドドレッドラストのカットシーンについてネタバレ
ラストのクワイエットローブが何故、サムスを助けたのか。
Xが擬態した時点では間違いなく天敵であるサムスを排除しようとしていたと思う。
ドレッドラストで惑星が破壊される段階でもうX生存の道は完全に閉ざされていた。仮に残っていたとしても完全なるメトロイドに覚醒したサムスがいる限りどうしようもない。だけどX単体ではもう解決策がない。クワイエットローブXを除いては。
Xは心がないが、対象の知識やDNA情報までもコピーできる特性がある。クワイエットローブXは卓越した知識と知能までもコピーし、自身のDNAがメトロイド遺伝子を抑制する効果(ソウハ族の遺伝子、を持つことを理解していた。
だからラストは自身の遺伝子情報(Xの種の情報を、サムスへと取り込ませて擬似的な生存を図ると共に、最大の天敵であるサムスメトロイドを排除すべくソウハ族の遺伝子情報を取り込ませたのではないかな?と思いました。
なんでお辞儀したのかって言うのはまぁ、受け手側にクワイエットローブの意思が残っていた、Xが心を理解した、とかそういう余地を残したかったんだと思う。
けど、個人的にはXがクワイエットローブの知識から「そうした振る舞いの方が生存の確率が高かったからそうした」選択をとっただけっていうのも悪くない気もする。
あくまでXはX。
でももしかしたらそういう奇跡があってもいいよね、っていう余地。
余談なんですけどサムスメトロイドは完全に甲殻類でしたね…
ダークサムスさんはスーツの下がそのままホネホネなのでアレは完全に甲殻類ですね…
ベビーの力が覚醒して、最後はソウハ族に救われてるので、サムスはまたベビーに救われ、そして父であるグレイヴォイスと同じ誇り高い鳥人族に救われたんですね…
ドレッド面白かったです!
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