オージャカリバーメモリアルエディションが届いた件
こんにちは、雪乃です。12月17日、およそ1年前に注文したオージャカリバーメモリアルエディションがようやく届きました。というわけで本記事はその開封レポです。
注文したのは今年の1月。毎年恒例であるメモリアル版の予約が始まっても買ったことは一度もなく、正直買おうかどうかかなり迷っていた商品。高いし、デカいし(※全長約80㎝)、置く場所もないし、DX版はすでに購入済みだし、どうしよう……と相当に迷っていたことを覚えています。
一度ドール沼に落ちた私は、神奈(中学時代に当時の全財産をつぎ込んでお迎えした50㎝ドール)より大きい子はお迎えしないと、神奈がうちに来た頃に決めていました。シンプルに、場所がないから。いや部屋を片付ければ良いだけなんだけどね!本と私の服が増えていく一方でね!
なんて迷っている間に、気づけばプレバンで1次受付が終了しており、覚悟が決まりました。メモリアル版を買うのは、キングオージャー1作──私が人生で一番大好きになった、この作品だけだと決めて。
一番の決め手になったのは開発ブログですね。あれで大人が持っている写真を見て、本編で使われたプロップとほぼ同一スケールというのを実感し、一気にテンションが上がってほぼ勢いで2次受付に滑り込んだみたいなところはあります。
ここで決心しなかったら、一生メモリアル版のオージャカリバーを買うチャンスはない。発送は12月だし、約1年あればまあ置き場所はなんとか生み出せるはず。ということでそのまま2次受付が始まったタイミングで注文し、支払いし、気づけば12月になっていました。
まずインターホンの画面にやたらデカい箱が映っていた時点でちょっともう信じられなかったのですが、実際に受け取るとかなり重みがあり、まず家の中に運び込む時点で結構大変でした。ちなみに時期が時期だったので、母からは「クリスマスツリーでも買ったのかと思った」と言われました。
で、なんとか部屋に運び込んだはいいものの。
![](https://assets.st-note.com/img/1734856405-8hpdb6okDawjYSCFzQy3E0ut.jpg?width=1200)
いや、デカいな〜!!!!父から「何これ?」と言われたので「特撮の……デカい……玩具です……」と答えました。それ以外答えようがないからね。
なにせ本体が80cmあるので、50㎝ドールの箱より大きいことは当たり前なのですが、いざ目の前にすると、もう笑っちゃうくらいデカい。
というわけでいざ開封〜!
![](https://assets.st-note.com/img/1734856828-efsonbCtJjEXz1ya5udYPG2q.jpg?width=1200)
箱がカッコ良すぎる。完全に大人向けの商品ということもあり、パッケージデザインもDX版とは違うシックな仕上がりに。あと改めて、クワガタオージャーカッコいいね……。
今私の作業スペースにはギラくんのアクスタを4パターン(通常フォーム、強化フォーム、Vシネ限定2フォーム)×2(変身前と変身後)で合計8体置いているのですが、やっぱり通常フォームが原点にして頂点というか、私は通常フォームが一番好きです。ギーツも然りですが、赤×黒のカラーリングって、シンプルながら一番ヒロイックで良いんですよね。
話がそれました。裏面も見てみます。
![](https://assets.st-note.com/img/1734856929-V62U3yguxBpH4rJQjOfaWEvN.jpg?width=1200)
裏面は5人集合バージョン。
箱も見たことだし、いよいよオージャカリバーとご対面。というわけで箱を開けてみたら、
![](https://assets.st-note.com/img/1734856988-e9twZKHAhPMmDvs5Wc13q8ob.jpg?width=1200)
いやセンス良すぎでは?
本体を保護するためのダンボールの板が梱包用の箱の上に置かれている状態なんですが、デザインがチキュー文字が刻まれたレリーフになっているんですよ。神のデザインじゃん。「伝説」が目の前に現れたみたいでめっちゃ好き。
さらっと書いてしまったいますが、実は箱から中身を出すまでにまあまあな時間がかかっています。箱と中の梱包の間に隙間が全然なくて、出すのが本当に大変だった。
ここまできたら、あとはオージャカリバー本体を出すだけだ……!
![](https://assets.st-note.com/img/1734857287-VBuwt4Mqov7YLkTKsCGS3xjp.jpg?width=1200)
比較のためにDX版のオージャカリバーと並べてみました。DX版も大人の手で持つと短剣サイズになってしまうとはいえ決して小さくはない(50㎝くらいある)ので、メモリアル版がいかに大きいかが分かると思います。剣の柄の部分もDX版と比べてより木目の質感に寄せていて、ディティールが細かい。あと刀身がめっちゃ綺麗です。子供が遊ぶ際の安全性を考慮して剣先が丸くなっているDX版と比べてメモリアル版は剣先がきっちり尖っており、劇中のオージャカリバーがそのまま手元にあるような感覚が味わえます。大人が持ってもちゃんと長さがあるので、リタ様の裁判シーンも再現可能!
実際に持ってみたのですが結構重い、そして長い。実際に撮影で使用されたプロップとは重さが違うとは思うのですが、それでも長さはほぼ同じなので、「役者さんもスーツアクターさんも、この長さの剣を持ってお芝居したり殺陣やったりしてたの……?」と驚きました。改めて、プロってすごいんだな……。
なお1年前に「まあ1年あればなんとかなるだろ……」と呑気に考えていた置き場所問題ですが、この記事を書いている現在においてもなお解決していません。なんでだよ。いや私がこの1年間部屋の片付けを後回しにしてきたツケが回ってきてるだけなんですけど。来年の目標は「オージャカリバーの置き場所を確保する」で行こうと思います。
母から「これ一応玩具なんだよね?どうやって遊ぶの?」と聞かれたのですが、私はなりきり玩具で遊ばないタイプ。幼少期に特撮を一切見ずに育ち、「明日のナージャ」からの流れで視聴していたプリキュアにもあまりハマらなかったこともあってか、なりきり玩具とは縁の薄い人生を送ってきました。
じゃあどういう使い方をするかといえば、「触れる」ことに尽きるかと思います。物語そのものが形になったものに、触れることができる。実在の演者がいるといっても、特撮番組のキャラクターはあくまで創作された存在。そんな彼らと同じ形のアイテムを手にすることで、触れて、会話をすることができる。違う世界を生きる彼らと、触れている間だけでも、束の間同じ世界を生きることができる。そんな気がして玩具を買っています。
劇中に登場している、キャラクターが使用しているアイテムと同じものが欲しい。そんな願いを叶えてくれるのが特撮ヒーロー番組です。ないはずの向こう側の世界がこちらに存在する。創作された世界が自分の手元に「在る」という喜びを噛み締められる。自分の手で触れることで、ひとつひとつの意匠やデザインにどんな意図や物語が込められているのかを読み取り、考えていくのが楽しい。好きなお芝居の戯曲を読むことに近い気がします。自分の目で見た芝居を自分の手元に引き寄せて、自分の解釈で改めて読み直していくような、そんな感覚。漫画「劇光仮面」も言葉を借りるならば、まさしく「形は本」。ベルトや武器の形を取った台本が手元にあるような感覚を味わっています。
玩具としての開封レポートからは内容が逸れてしまいましたが、人生初、そしておそらく人生最後(と信じたい。これ以上デカい武器を置く場所はない)のメモリアル版購入記録でした。
ここまで置き場所がないだの散々書いてきましたが、私がヴァレンバスターの写真と共に「買っちゃった⭐︎」みたいなことをポストしていたり、次の戦隊の記事を怒涛の勢いで書き始めたら色々察してください。仮面ライダーガヴはヴァレン推しだし、次の戦隊は今のPVの時点でもうかなりハマりそうな感じがしているので……。
本日もお付き合いいただきありがとうございました。