カバディの東日本大会を観たよ!2022(1日目編)

 こんにちは、というかお久しぶりです。雪乃です。今2週間ぶりくらいにnoteにログインしています。

 今日はカバディの東日本大会だったのですが、生観戦は断念。というのも、当方2週間ほど前に新型コロナ陽性となってしまいまして。(更新が先々週の金曜日あたりから途絶えていたのもそのためです。)
 幸いにも軽症で済み療養期間も明け元気っちゃ元気なんですが、咳がどうにも残ってしまったので、今回は現地まで行くのを断念することにしました。ああ、行きたかった……。全日本大会は現地で観戦したいです。

 しかし今回は配信で観た分実況をじっくりと聞くことができ、すごく楽しかったです。選手によってカラーの違う実況と解説はどの試合も聞き応えがありました。試合に出ていない選手が実況をしているということもあり、プレイヤーの視点からの解説や戦略的な話、そして選手の方どうしの繋がりも垣間見え、なんなら濃いめの灼熱カバディトークが始まったりして、すごく面白かったです。

 ということで、以下今日観た試合の感想をざっくりとですが書いていきます。

 全体の印象としては、前半で大きく点差がついた試合でも、後半から追い上げてくるチームが多かったな、という感じです。
 

観た試合①ジモディvs N-Chariots

 初戦からジモディ強い!前半でジモディがかなり点差を広げたものの、後半のN-Chariotsの追い上げは非常に見応えがありました。
 ジモディのアンティはガンガン突っ込みつつ、なおかつフォローがうまい!やはり学校の部活動としてカバディをしているということもあるのか、チーム力の高さが見えるまとまりのあるアンティはジモディの魅力ですね。
 N-Chariotsの少人数でもきっちり決めるアンティも魅力。12番の吉野選手は大量得点もあり、これぞカバディの醍醐味!かなりの本数のレイドに出ていてすごかったです。

観た試合②JimO Ghana vs 栃木ガーナレンズ

 JimO Ghanaは自由の森学園のOBと栃木ガーナレンズの選手の混合チーム。ベテラン選手が多く在籍していることもあり、レイドアンティともに安定感抜群、そして確実性が高い。前半でかなり点差がつきましたが、後半の栃木の追い上げによりかなり点差も縮まり、非常に面白い試合でした。
 以前宇都宮で行われた練習試合にもお邪魔させていただいたのですが(その節はありがとうございました!)、その際も特に印象に残ったのが栃木2番の山本選手。今大会でも、攻守ともに活躍されていました。

観た試合③大正マイトリーvs Vijeta静岡

 大正マイトリーは以前よりチェーンを組んだときの動きが好きだなあと思っていたのですが、今回もチェーンの守備がガンガン決まる。コーナーのアンティは確実に捕らえる技術や気迫はやはり見応えがあります。
 対するVijeta静岡はできたばかりの新チーム。大正マイトリーに食らいつくプレイ。プログラムを見ると今年カバディを始めたという選手も多いので、全日本大会を含め今後の試合でじっくり注目して観ていきたいチームのひとつになりました。

観た試合④九州陣闘会 vs WASEDA MONSTERS

WASEDA MONSTERS1の荒竹選手、すごい数のレイドに出てましたね……。アンティもコーナーだったのですごかったです。まさに攻守盤石。
 九州陣闘会はパワー系レイダーが多く、力強いプレイの多かった印象。23番の山下選手の守備の上を飛んでいくプレイは印象的。しかしながらここを止めたWASEDA MONSTERSも強かった……!

観た試合⑤A.K.S vs Babylon Breakers

 新チーム・Babylon Breakers とベテラン選手を多く擁するA.K.Sの対決。AKSの守備は本当に人間が浮くのですが、画面越しでも振動が伝わってくるような迫力。
 対するBabylon Breakers。寺内選手、根來選手、千葉選手が主にレイドに出ていたのですが、どのレイダーも非常に安定感がありました。寺内選手はジモディ時代に最初に拝見した頃からすごく記憶に残るプレイヤーだったのですが、今大会もレイド・アンティともに、技術とフィジカルの両面において強靭さを感じさせるプレイが印象的でした。

観た試合⑥百足vs 東京レイズ

 百足は人数が5人と少ないながらも、その少なさを感じさせない勢いのあるチーム。百足は以前のチャレンジカップで拝見した際にすごくプレイそのものが華やかというか、とにかく見ていて楽しいシーンが多かった印象。今回の試合も非常に重みのある守備が展開されていました。
 対する東京レイズ、ローナでの逆転はやはり熱い。5人のチームからローナを取ると、ローナの得点のみで4点入るので大きいです。

観た試合⑦Buddha vs ジモディ

 中学生と高校生で構成されたチームながらカバディ歴の長い選手も在籍しているジモディと、連覇を目指す王者の風格を感じさせるプレイのBuddha。後半のジモディの大量得点やレイダーを追い出す瞬間など、ひとつひとつの瞬間がすべてドラマチックで印象に残るジモディ。体格差のある選手からでも得点を取れる・倒せる技術力は何度観ても圧倒されます。
 序盤は接戦でしたが、その後着実得点を重ねていったBuddhaは、さすが前回の全日本大会で優勝しているチーム。レイドもアンティも、いっそ綺麗だと感じるほどの強さでした。

観た試合⑧H.C.WASEDA vs JimO Ghana

 H.C.WASEDAとJimO Ghanaの試合。こちらも接戦で、最後までどうなるか分からない試合展開でした。試合終了時点での両チームの得点が25対28だったので、両チームともに比較的点が入りにくい試合だったかな、と。
 JimO Ghanaの真仁田選手、スピーディーなレイドはやはり目を引き、クリーンタッチも多く鮮やかでした。
 前半はH.C.WASEDAが点差をつけ引き離したものの、その後JimO Ghanaが追い上げ、終盤に同点に追いつくという展開。最終的には3点差というかなりの僅差でH.C.WASEDAが勝利。最終盤まで結末のわからない、白熱した試合になりました。

 今大会は2コートを使用して2試合を同時進行していたこともあり、リアルタイム観られなかった試合もあるので、そちらは後ほどアーカイブでチェックしたいと思います。

 思えば私が初めて観た公式戦は、昨年の東日本大会。当時はまだ公式戦が無観客開催だったため、オンラインで観戦していました。あれから少しはスポーツを見る視点がわかってきたような気がする……ので、今後も観戦経験を重ねて、もっと深いところまで楽しめるようになりたいなあと思います。

 東日本大会は明日まで。明日の試合も楽しみです。

 本日もお付き合いいただきありがとうございました。