カバディの全日本大会を見ました（1日目）

こんにちは、雪乃です。

　今日はカバディの全日本選手権を観に行きました。

　昨年の夏に漫画「灼熱カバディ」にハマり、生でカバディを見たい！となったものの、世界はコロナ禍真っ只中。なかなかリアルの大会が開催しづらい状況でした。そんな中色々あって2回のエキシビジョンマッチと東日本大会をオンラインで観戦し、このたび有観客試合を生で観戦できることに。私にとっては、カバディと出会って初めて観る生の試合です。

　ちなみに父にカバディの試合に行く旨を伝えたところ、「国内？」と訊かれました。国外だったらそもそも前日の時点でたぶん日本にいない。

　さて、そんなことをしているうちに当日になり。会場の最寄駅である参宮橋駅に朝10時に到着し、国立オリンピック記念青少年総合センターにはだいたい10時20分くらいに到着。

　検温スペースを通ってスポーツ棟に向かい、受付で検温と名前・連絡先の記入をしてから入場。体育館に入ったときにはもうすでに練習をしているチームもおり、「カバディだ！」と感動。生で聴く掛け声や、選手の動きに合わせて全身に伝わる振動。スポーツを観にきた、という実感が湧いてテンションが上がりました。

　私が着いた時点でかなり観客がいて、最初は立ち見でスタートしました。

　なお今回は試合中にメモを取っていたのですが、メモを取るのが下手すぎるあまり解読が難しいため、記憶とかろうじて読めた部分の記述を元にお送りします。

　最初に観たのが帝京リアライズと東京レイズの試合。次にA.K.AICHIと上方ManGunnersの試合を観て、そしてLapis Lazuliと大正マイトリーの試合を観ました。H.C.WASEDAと、東京レイズとの試合に勝利した帝京リアライズの試合を観て前半は終了。
　どの試合も熱戦でしたが、Lapis Lazuliと大正マイトリーの試合が本当に接戦で、最後までハラハラしながら見守りました。点の取り合いで点差が入れ替わっていくあの過程を目の前で見ることができて、もう本当に幸せです。そして大正マイトリー、声から伝わってくるチームの一体感がすごく刺さりました。
　途中まで点差がついた試合でも、大量得点やローナで点差が縮まっていくところがカバディの面白いところ。H.C.WASEDAと帝京リアライズの試合、帝京による最後の追い上げが素晴らしかった……！

　一旦お昼を挟んで後半。ちなみに会場の敷地内をウロウロしてたら選手の方とすれ違いました。

　後半は栃木ガーナレンズと鹿児島大学カバディ同好会の試合からスタート。鹿児島の38番、小峯選手がレイドにアンティに凄かったです。目の前で見る本気のタックル、迫力が凄まじい。人間同士が真にぶつかっている音がしました。そして「もうダメか……⁈」みたいなタイミングで自陣に帰ることもまたカバディの醍醐味。

　後半2本目は、Multi UnitedとBullet Antsの試合。ここでなんと、人生で初めて生のキャントをはっきりと聞き取る事ができました。キャントだ！！！と思わず感動。今まで「灼熱カバディ」のアニメでしか聞いたことのなかった音声としてのキャントを聞けて胸がいっぱいに。

　ここでコートを移動し、Green Rabitsとジモディの試合を観戦。ジモディは自由の森学園の生徒さんからなる中高生のチームなのですが、東日本大会のときに年上の選手と戦っていた姿がすごく印象に残っていて。試合最後にローナを取るところ、すごくカッコ良かったです。あとサポーター（というかたぶんご家族）の熱量が凄い。拍手と歓声の大きさに圧倒されました。

　最後に観戦したのがBUDDHAと鹿児島大学カバディ同好会の試合。
　「強い」。BUDDHAはただその一言に尽きます。的確に仕留める守備。バタバタしていないというか、静かに確実に、という感じ。ユニフォームも黒なので、リアルに星海高校（『灼熱カバディ』に登場する、全国大会連覇を続ける最強のチーム）じゃん……と思いながら見ていました。体格の良い選手でも吹き飛ぶし、なにより体全体を掴むように仕留めに行くのが凄い。
　BUDDHAの守備、なんていうか本当に「綺麗」なんですよ。最初のキャッチからフォローに至るまで、すべての流れが完成されている感じ。チーム全員で1人の狩人を見ているようでした。そしてレイドでも、下川選手がアンティの上を飛んだのがすごかったです……。もう完全に「灼熱カバディ」で見たやつ……。
　鹿児島大学カバディ同好会がスーパータックルを決めたときの会場の一体感は忘れられません。小峯選手が一人でレイダーの腕を掴み、ギリギリの勝負に持ち込んだ瞬間も印象深い。

　取り急ぎ1日目はこんな感じです。どこかしら間違えてたらかなり申し訳ないです。予想以上に自分のメモが読めなくて驚いてます。もう解読可能な文字列がローナくらいしかない。

　後ほどまた明日観戦する試合も踏まえて、ちゃんとまとめの記事を書きたいなと思います。

　初めての生カバディ観戦でしたが、とても楽しかったです。選手の皆様スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。明日もまた来ます。

　本日もお付き合いいただきありがとうございました。