カバディの東日本大会を見たよ!

 こんにちは、雪乃です。タイトルの通り、つい先ほどまでカバディの東日本大会をオンラインで観戦しておりました。興奮冷めやらぬ中、例のごとく感想を書きたいです。作業用BGMはアニメ「灼熱カバディ」のオープニング曲の「FIRE BIRD」です。よろしくお願いします。

 本日の試合は、本当は現地まで観に行きたかったのですが無観客開催ということになったのでYouTubeでの生配信で観戦しました。実は仕事の関係でリアタイ視聴できない可能性があったのですが、すったもんだの挙句に予定がなくなったので無事観戦できる運びとなりました。マジで良かった。

 アーカイブ貼っておきます。私も私で最初の方を見逃してしまったのであとで見返そうと思います。

 一日でここまでの本数のスポーツの試合を見たのは始めてだったのですが、どの試合もまったく異なる魅力があって非常に楽しかったです。どの試合も熱戦でした。

 アンティのアンクルキャッチが決まったあの瞬間の爽快感は何度見ても新鮮で鮮烈で忘れられません。フォローに回る他のアンティは最初にキャッチに出たアンティも含めてまさしく一つの身体。一つの身体を共有し、時に分離しながらも、ここぞという時には一頭の大きな獣になるアンティ、本当に大好きです。キャッチだけでなくタックルもしかりですが、最初にレイダーに飛び掛かるアンティの噛みつくような勢いと気迫という「個」のカッコよさも好きですし、あそこから生み出される連携が本当にカッコよかった。

 そしてレイダー。「いかに逃げるか」というのを見ることができて、非常に見ごたえがありました。実況の方が「エスケープ」という言葉を使われていたと記憶しているのですが、アンティを逃れるレイダーは時に飛ぶように、あるいはもがいてもがいて、そして帰陣する姿がカッコよくて。「ストラグル」の本来の意味は「もがく」。「灼熱カバディ」で言及されたあの重みある言葉をリアルカバディで実感できたことが嬉しかったです。本当に指一本や、あるいは指先のほんの数㎝に試合展開が左右される、ひりつくようなあの緊迫感あふれるせめぎ合い。そして自陣に飛び込むようなダイナミックな帰陣。今回も奥行きのある多様な帰陣を見ることができて非常に引き込まれました。
 アンティに噛みつかれ、しかしそれを食い破るようなパワーを感じる帰陣はまさしくカバディの真骨頂といったところでしょうか。

 カバディといえば、大きな点差が一瞬でひっくり返るスポーツ。ローナ直前であわや、というタイミングでアンティに捕まれながらも大量得点する局面はとにかく熱かったです。試合後半になっての追い上げや逆転もすごかった。

 リアルカバディのリアルタイムな観戦は今回で三回目だったのですが、ようやっと選手ごとに着目して見られるようになってきました。一人ひとりの動きを理解しながらも全体の流れを俯瞰で把握するのって、もう完全に慣れなんですよね。観戦する側としてもひたすらに見慣れるしかないので、過去の試合も見ていけたらな、と思います。

 試合が終わった後でプログラムを見て選手名を確認するフェーズにようやく入りつつあるのですが、なんだか舞台にハマりたての自分を思い出して懐かしいです。最初は全体を把握して、何度か観るうちに次第に「この人をもっと見たい」や「こういうシーンが私は好きだな」みたいなポイントを自覚していく過程はスポーツも演劇も同じなんじゃないかと勝手に思っております。

 今日は大会一日目。明日も大会はあります。明日も見ようと思います。熱戦を見せてくださった選手の方々、スタッフの方々、本当にお疲れ様でした。明日も楽しみです。

 本日もお付き合いいただきありがとうございました。

 


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