見出し画像

#3 生後0ヶ月 育児の洗礼・序章

出産を終え、退院した日の日中は、母と妊娠中の苦労や入院中に話をしながら、我が子をお世話していました。

そして、夜に主人が仕事から帰宅し、我が子と対面した姿は、今も思い出せるくらい面白かったです。

ただ、家人がみんな寝静まってから、私は育児の過酷さの始まりを身に沁みることになりました。

まず、主人は翌月から3ヶ月の育休を取得してくれるのですが、当月は繁忙期ということもあり、月末まで出勤することになっていました。

なので、主人の寝床は、出勤日は前日からリビング、休日は前日から私と同じ寝室で寝ることになりました。

私は、連日我が子と寝室で就寝しますが、同じ部屋に主人と入れ替わりで母が寝ます。

退院当日の夜は、次の日主人は出勤日だったため、寝室には私と我が子、母の3人で寝ることになります。

私は、我が子に授乳をして就寝、母はその姿を見ながら先に眠りに落ちていきました。

それから、約1時間後。

我が子の泣き声で目を覚ます私。
時計を確認すると、まだ1時間くらいしか経っていないことに驚きを隠せません。

(さっき飲んで寝たばかりなんだがっ?!)

と、思うのと同時に、

(これが、0ヶ月の洗礼かorz)

とも悟り、眠い目を擦りながら、オムツのチェックと授乳。
再度眠りについたことを確認して、私も再び就寝。

それから、約1時間後。

我が子の泣き声で目を覚ます私。
既に眠すぎてのたうち回ります。

(夜が明けたら、絶対昼寝するっ!)

と、心に決め、オムツチェックと授乳。
我が子が眠りについたことを確認して、私の再び就寝。

これが、朝になるまで続きました。

ちなみに、横で寝ていた母は、たまに目を覚ましていましたが、特に何もすることはなく、朝になるまでずっと横になっていました。

翌日の朝になり、退院初夜で既にヘロヘロの私。
主人は、泣き声には気づいていたみたいですが、仕事に響くためすぐ寝たと言います。

仕方ないよね、と思いつつ主人を送り出し、私は我が子の横で寝そべります。

日中の家事は母が担ってくれるので、我が子の授乳以外のお世話も含め、母にしっかりフォローしてもらいながら過ごしました。

母が我が家に滞在する期間は2ヶ月間。
よって、翌月末には実家に帰ることになっています。

母は、今同居している姉一家の子供たちも見ているので、主人が仕事でいない間もかなり心強いです。

退院して2週間程経った頃に、我が子の臍の緒が取れました。

丁度、主人がお休みの日で、オムツ交換をしているとき、付けているオムツにくっ付いていたため、そのまま取れたそうです。

主人は心配そうな顔で話してくれましたが、問題ないことを伝えると、人一倍喜んでいました。

また、同じ時期に母乳相談のため、出産した病院へ行きました。

内容は、母乳量の測定と授乳中の相談です。

母乳量は順調に増えてはいましたが、まだまだミルクを足さないといけないと言われました。

相談内容は、これを記録している現在では思い出せないので割愛。

子育て初心者の過酷だけど幸せな生活が始まりました。


———#4につづく

いいなと思ったら応援しよう!