淡路島、三日間クエスト。
海、が見たいと思っていた。
晴れ日に恵まれて
白波ひとつたたない淡路の海。
前日に一睡もできなかった関係で
ヘロヘロで過ごした(リンク)ので
普段癒されまくっている私の身体が
珍しく癒しを求めていたから
ふと視界に入ったタラソテラピーと
温泉で取り敢えずいたわる。
疲れの度合いは
燗一合ですごく酔っ払うくらい。
その晩のセッションでは
お金を得た時の使い道の話題に発展して
結局のところは
「神社(神様)にペイするのがいい!」
という結論で落ち着いた。
翌朝、伊弉諾さんの気配がして
意識が戻った。
え?
今から儀をはじめるの、、、
ねむい。。。。
なんやかんやの後で
あの国生みアイテム「天沼矛」を
伊弉諾さんから授かる事になった。
強制的に掻き回して新創造させてしまう、
人生リセットとバージョンアップの
真骨頂なアイテム。
乱発出来ないので、必要な人に届く技。
、、、
しらんけど 私は
淡路島の伊邪那美さんの分身で。
伊弉諾神宮に向かうと
目的地が近くなるにつれて
早く会いたい という
恋焦がれるような感情に巻かれた。
分身あるある。
淡路島の伊弉諾さんって
伊邪那美さんに対する熱がすごい。
伊邪那美よ、逢いに来てくれて嬉しい。
そなたの方からここに来るとは
私はこの身が融けてしまいそうだ。
私はそなたをずっと待っていた。
私たちの恋路をいま一度
語り合おうではないか。
お、、、
分身でも構わないらしい。
伊弉諾さんの出生 しらんけど
蠍座と獅子座を
利かせてる人だな、、、
2日目は
折角なので、他にもうろうろした。
ホテルの夕食で燗を頼み
隣に座っている伊弉諾さんに
注いだお猪口を「どうぞ」と差し出すと
私はほんの少しでいいのだ
酒で頬を赤らめたそなたも美しい。
ぐは、、、紳士(笑)
モテるねここの伊弉諾さんは。
聖域結界を部屋に張っていても
さすがに管轄エリア内だと
普通に入ってくるので
結局チェックアウトまで伊弉諾さんはいた。
そのテンションで。
、、、
最終日は
海しか見えないホテルの喫茶ラウンジで
対面ワークをさせていただいて
技を発動するたびに
白んだり、存在しなかったものが出現したり
タイムラインをリアルに飛ぶ
海の微細な光景の変化を愉しんだ。
別人になったお客様の大変容を見届けて
神戸行きのバス停に向かう。
海辺でぼーっとするのは
また次回だ。
バス停で、ふと
手提げ袋の紐が解けていた。
嬉しくなった。
色々な展開の結合が行われるということ。
紐をきつく、結び直して
淡路島を出た。