辻村深月「傲慢と善良」感想。
『傲慢と善良 (朝日文庫)』の感想
友人の勧めで読みました。真美の年齢が35歳で私と一緒です。解説が、正欲の著者浅井リョウさんと言うのも納得です。恋愛ミステリーのはずなのに、人間の本質的な部分、痛いところをついてくる話です。主人公架が、失踪した婚約者真美を探して婚約者の地元に行きます。そこで以前真美が婚活をしていた結婚相談所のおばさんの話が核心をついていて、一気に引き込まれました。私自身も高慢と善良どちらの面も持っています。善良の生きにくさも共感します。誰が読んでも当てはまる考えさせられる話です。
#ブクログhttps ://booklog.jp/users/yukinkoneko/archives/1/4022650591
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