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「民話世界で生きた2年間 ①いざない」みまさかぞく#014


〜だっせん〜から本線へ戻って来ました。みまさかぞくでは、2005年から時系列で私の(昔を絵本に残す)活動をたどってきましたが、前回まで3回の〜だっせん〜したことで、深層にあった気持ちを掘り起こすことができました。ここからの記事がより深いものになれば良いなと思っています。

今回、時は2012年にさかのぼります。

1.美作国建国1300年祭


『続日本紀』によると、和同6(713)年、美作国は備前国から北部6郡(英多郡.勝田郡.苫田郡.久米郡.大庭郡.眞嶋郡)が分かれて誕生したとあります。これは現在の岡山県北10市町村↓↓とほぼ重なります。

美作国



2013年は建国から1300年にあたり「美作国建国1300年祭」が行われ、県北10市町村でさまざまなイベントが開催されました。

盛大にセレモニーが行われました


2.民話集をつくる

前年の2012年冬。私は市からひとつの依頼を受けました。「美作市内に残る民話を集めて民話集をつくる」。美作市は2005年、6つの町村が合併しました。その旧町村史や文献を参考にしながら、予算も限られた中で、どんなものになるか全然見えないけれど、やってみることに。与えられた期限は半年。

市内の歴史書物


3.ちょっとだっせん

少し話が逸れますが、幼少期の話をさせてください。私の母は保健師で、生活について厳格な部分がありました(保健師だからではなく母の考え)。例えば、色の着いたゼリーや赤いウインナー、甘いジュースはダメ。テレビも観て良いものが決められていたり、冬の一日の始まりは乾布摩擦からとか、他にも色々。

だから、お祭りのりんご飴やカキ氷、赤が映える真っ黒い飲み物などにウルトラスーパー憧れていました。学校ではテレビや芸能人の話などすると思うのですが私はついていけず。でも平気だったのは友だちのおかげ。ありがとう友だち。

りんご飴は未知の味



ちなみに、現在の母は「お母さんそんな事言った?」というくらいと柔らかくなりましたが、私は三つ子の魂百まで状態…なところもあります。トホホ。


当時、母に許されていたテレビ番組のひとつ、土曜日の19時から放送されていた『まんが日本昔ばなし』。この番組、私は大好きで、シリーズ本を買ってもらい、今でもたまに読んでいます。

テレビでは市原悦子さんの声が大好きでした。


この『まんが日本昔ばなし』の本は我が家に来て30年以上経ちます。行方不明になったものもありますが、これらが後々、私の民話集づくりの大きな支えになってくれるのです。

4.話は戻って民話集づくり

民話集づくりの話をいただき、まず思ったのが「民話と昔話って何が違うの?」ということ。調べると、

「民話」は「人々により口頭で伝えられてきた様々な説話のうち、戦後加筆修正されたもの」。

「昔話」は「昔のことを話すこと」「子供に語って聞かせる、空想的な物語」。

なるほど!ガッテン!とは言えないけど、土台もあるしやっていたらきっと先が見えてくる!と、ちょっと楽観的に私の民話集づくりがスタートしたのでした。

が、そ・れ・が・甘かった!

続きはまた次回…☆

5.おまけ(2022年6月上旬)

桑の実が成ったので、



今年も食べてみました!けど正直…


あんまり美味しくないんだなぁ…
薄〜く甘酸っぱくて粘り気がある。
でも栄養あるみたい。


野いちごを見つけたから食べてみました。


間違いなく美味しー♪


読んでくださりありがとうございます!

またお会いしましょう⭐︎

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