ベトナム ハノイ旅行記 2024.6《シクロ“Xích lô”に乗って思ったこと》 #07
みなさん、こんにちは。
ベトナム ハノイ旅行記7回目です。
今回は、シクロに乗ったお話です。
※見出し画像は、私が乗ったシクロです。
街を歩くと、観光客を乗せたシクロを見かけたり、「シクロ、シクロ」と声をかけられます。
私たちが乗ったシクロは、ツアーのオプションに含まれていたので、実際の料金はわかりません。
ガイドさんが「昼間は暑くなるから朝乗った方が良い」と言ってくださり、9時過ぎから乗りました。
30分くらい街の中をゆっくり走ります。
1.シクロから見えた街並み
朝の風景です。
シクロの椅子は座り心地が良くて、車道からゆったり街並みを眺めることができ、とても気持ちの良い時間です。
運転手さんは、みなさん年配の男性です。
私は…、楽しいのだけど、何だか申し訳ない感じがして、落ち着きませんでした。
「この方たちの収入はどうなんだろう…」と思ったりして…。
2.シクロについて
シクロについて、簡単に調べてみました。
シクロは、フランス語の自転車(cyclo)は、が語源だそう。3輪の構造で、人や荷物を載せることができます。
ベトナムのシクロは19世紀、フランスの役人の移動手段として導入され、裕福な人やエリート層の乗り物でした。時代とともに一般の人も利用できるようになりました。
ベトナム戦争中(1955年〜1975年)は、物資の輸送に使われ、戦後は観光客に人気の交通手段となったそうです。
シクロの運転手さんの収入は多くないそうで、1回の料金は3万ドン(150円くらい)、普段の1日の収入は約6万ドン(300円くらい)。ツアーからの依頼が多い時は、月200万ドン(1万円くらい)の時もあるそうです。
友人が乗ったシクロを後ろから見ていたら、運転手さんが手信号をされたのが見えました。
↑ピンク線の2種類を見ました。
3.複雑な気持ちと感謝の気持ち
ガイドさんは「この人たちは、私たち(旅行会社)と提携しているシクロだから安心だけど、危険なシクロもあるから気をつけて」と言われていていました。
車や徒歩とは違った感じで、とても良い時間でしたが、私の父くらいの年代の男性に、乗せていただくのは、やはり複雑な気持ちでした。
それと同時に「ありがとう!」って伝えたくなり、一緒に写真を撮りました。
友人は「楽しい(thích thú)」と伝えていました。
シクロに乗った30分間、貴重な体験でした。
読んでくださりありがとうございます。次回は、ハノイの市内観光の様子をお送りしたいと思います。
フランスの植民地だったため、フランスの影響を受けているベトナム。この日のお昼は“フランス料理”でした。その様子もお届けします。
よろしくお願いします。
4.おまけの写真
私が撮ると、なぜがこうなることがあります。
【参考】神奈川県警察自転車のルールとマナー