【続き】閉校して7年経った小学校のピアノは今…。 コラム&写真館 #071
みなさん、こんにちは。
朝夕は寒くなって、秋になりました。
朝ウォーキングのため夜明けを待つと5:40。ずいぶん夜が長くなりました。
今回は、前回の続きなのですが、思いもよらない展開になってしまいました。
前回のあらすじ…市内に新設される公民館に置くピアノを探していた市の担当者。彼に私は、自身が勤務し7年前に閉校した小学校にある2台のピアノを思いつき提案。結論は、YAMAHAの方が出すことに。
先日、YAMAHAの方が実際に見てくださったそうです。その結果は…
結論から言うと「話にならない」。でした。
ガーン…藤小雪庵、打ちのめされる…。
理由は2つあるそうです。
理由①…《ペダル数》ペダルが2個のピアノは現代では使えない。ピアノ教室などをするならペダル3個が基本。
小学校にあるピアノは、昭和のピアノで、2台ともペダルが2個でした。
理由②…《内部の痛み》やはり内部が痛んでおり、古いため修理に時間がかかる。
これらのことから、小学校の2台のピアノは使えないということに。残念…。
しかし、実は、小学校より4年早く閉園した「梶並幼稚園」の教室に、1台ピアノがありました。幼稚園は小学校と同建物内にあります。
私が新公民館担当者とピアノを見に行った時、幼稚園のピアノの存在も話し、少し見ていました。
しかし私が、「小学校のピアノ推し」だったので、担当者も幼稚園のピアノは考えてなかったのですが…、
YAMAHAの方が見られた結果、「これは良い!」と言われたそう。幼稚園のピアノは、平成になってから購入したもので、ペダルも3つ。10年以上放置していたけど、音も悪くない。幼稚園は1階なので、クレーンは必要ありません。
ということで、新しい公民館へは、幼稚園のピアノが運ばれることになったのでした。
「決まって良かったですね」と、私は笑顔で言えたと思います。でも…心の中は…
私が大切に思ってきた「古いものに対する価値観」が大きくズレてしまったことに、ショックを受けました。
「“歴史あるピアノが、現代に受け継がれるって素敵”とみんなが思う!」と、勝手に信じていたんですよね。
でも、それは少し違ったみたい。
とても勉強になりました。
私の心は揺れてしまったけれど、現実的には良い感じにまとまったので良かったです。
物の歴史、その思い出に関して、色々と想いを馳せた数日間でした。
読んでくださりありがとうございます。
《おまけ》
お土産で横浜のスイートポテトを頂きました。とっても美味しくて、職場でのおやつにしています。ご当地のお菓子って嬉しいです。
また次回、お会いしましょう♬
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