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祖父宅の片付け「これは、ゴミか掘り出し物か」
みなさん、こんにちは。
寒い日が続きますが、お元気でお過ごしですか?
はじめに、少し前談から(^^)
1.冬休みの取り組み
私は、仕事で関わっている不登校生徒たちと「冬休みウォーキング対決」をすることにしました。(期間は12/24〜1/6)。
対決ルールがすごく残酷で、歩数カウントが「教員は歩数×0.1、生徒はそのまま」…。
つまり、私は1日10000歩でも1000歩にしかならないのです…ひどい。でも、負けとられん!と思っています。
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みなさんは、どんな冬休みをお過ごしですか?
前置きが長くなってしまいました。ごめんなさい。さて、今回は、祖父宅の片付けをしていて、出てきた物を紹介したいと思います。
2.片付けていて思うこと3つ
私は、「今使わないものはゴミ」と捨てるタイプ、母は「使えるかも」と取っておくタイプ。毎回、ミニケンカしながら、片付けを進めています…が、少し切ない気持ちにもなっています。その理由が今回の記事で表せたらと思います。
祖父は96歳。何とか一人暮らしできていて、私と母が毎週土曜日に様子を見に行っています(車で1時間くらい)。
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祖父の家の片付けは、母が「少し先のことを考えてやっている」のだと思います。私はその補佐。
母が言う場所を片付けていますが、毎回思うことは3つ。
①昔の人は古い物を捨てず、新しいものを買うから物が多すぎ。←これは、田舎の家を片付けている人たちがよく言っています。
②昔の機械類は重たくて頑丈。
③物から生活(生きる)パワーを感じる。
写真を見ながら解説できたらと思います。
3.出てきた物(納屋と家から)
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一升瓶に詰められた平成24年(2012年)からのあずき。赤飯用だと思います。あずきは瓶から出して畑に捨て、瓶は洗ってゴミの日に。
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8年前に亡くなった祖母は、秋祭りの日には鯖寿司を、正月前にはお餅をたくさん作っていました。
鯖寿司を本物の笹に包んでいたこと、記憶にあります。
続いて…
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これらも山に捨てに行きました。
続いては、祖父の仕事用安全靴。祖父は電気工事関係の仕事をしていたので、高電圧にも対応した靴です。すごく重たい。
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新しい靴も残っていましたが、使わないので、廃棄しました。
そして、家の箪笥には大量の着物類。
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着物箪笥は3つあり、50枚以上ありました。「高級着物は売れる?」と思ったのですが、実際、古着屋さんに持って行くと、安価で買い取られ、「時代劇の現場に売られる」そうです。なるほど!
私が注目してしたのは、↓着物の下に敷いてあった新聞紙。時代は何と…
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昭和49年12月13日(金)。50年近く箪笥の中にあったなんて。もちろん、私は生まれていません。
そして、↓これは私と妹が使うはずだった、布おむつ。
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4.出てきた物(倉庫より)
倉庫は、「捨てずに新しい物を買った結果、同じ物大量」と「重すぎる機械たち」と「積み上がった薪」との闘いです(現在進行形)。
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農業機械と、電気工事の機械は重くて…
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そして、薪!
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薪は、竈(くど)に焚べて、白米や味噌汁などを作るため必須でした。
でも、今は使わないので運び出します。
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2024年12月中旬。この日は雪が舞っていました。
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1時間半くらいかけて、外に出しました。
(この薪は後日、シルバーさんに持って帰っていただきました)。
薪を運び出しながら、「薪割り、大変だったろうな…」と何度も思いました。
私と妹は、週末や長期休みに、この家に来ていましたが、祖父母が薪割りをしていたのを見たことがありません。
私たちが幼い頃は、竈(くど)で調理していたので、薪は大切な生活の一部でした。
当時の人々は、生きるために色んな労働をしていたんだなと思います。
ストックしていたあずきや薪から、家族の少し未来の生活も見据えている感じが、温かく切なく…胸が熱くなりました。
片付けるために「捨てる」のだけど、便利な今を生きている私は、当時のおじいちゃん、おばあちゃんの気持ちを考えて…
複雑な気持ちになりました。
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5.サンタさんにもらった物発見!
倉庫から出てきたローラースケート。これは、私が小学校低学年の時に、祖父母宅までサンタさんが来てくれて、私と妹にくれた物。
私は中学生まで、サンタクロースを信じていました。本気で。
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当時、光GENJIが人気絶頂期で、私はサンタさんに「ローラースケートください」とお願いしていたのでした。
自宅から50km以上離れた祖父母宅までサンタクロースが来てくれたことに感動し、3日ほどは良い子にしていたと思います。たぶん。
最後に、箪笥の着物の下敷きにされていた新聞記事を紹介したいと思います。
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この記事は昭和55年8月30日(土)。
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読んでくださり、ありがとうございます!
みなさん、年末年始はお忙しいですか?
私は、特に予定はないから、ウォーキングとバイオリンを頑張ろうと思います。
良いお年をお迎えください。
また来年、お会いできたら嬉しいです!
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参考:岡山県シルバー人材センター連合会