先祖が生きた地.岡山県津山市（現代編）2 #041
今回の記事は、読者のみなさんに「先祖である吉田多喜雄が生きた地、岡山県津山市をより身近に感じていただきたい」と思い作成しました。
1.多喜雄さんはなぜ津山に？
吉田多喜雄は明治11年、鹿児島県生まれ。明治41年、30歳の時に、現在の岡山県津山市に来ました。憶測の段階ですが、津山での生活は5〜6年間だと思います。
多喜雄さんの後妻（秀さん）の親戚に聞くと、「多喜雄さんは、30人の工夫を連れて、津山に来てな。初めて電気を灯しに来たと、秀さんがよう話して聞かせてくれた」と話してくれました。
津山に初めて電気が灯ったのは、明治43年のこと。多喜雄さんは電気関係の仕事をしていたそうです。
津山の電気の歴史に関しては、↑これが一番古い本です。
津山の電燈普及率は極めて高く、「嫁をやるなら電燈のある家に」と言われたほどでした。
昭和59年 12月号
（津山電気株式会社は、合併を重ねて昭和26年に中国電力になります）
多喜雄さんは、逓信省から津山電気株式会社に出向してきたのではないかと考察していますが、まだ津山での多喜雄さんの名前を見つけられていません。
※これらの話は、後日、踏査記録も含めしっかりお話したいとと思っています。
2.現代の津山市
岡山県津山市は、人口約9万8000人（2022年4月）、県内で3番目に大きな市です。
「Yahoo!地図」より
津山市の魅力はこちら
→→津山市公式観光サイト
3.津山市出身の有名人
ここからは、きっとみなさんご存知の、津山出身の方々を紹介したいと思います。2023年1月の週末、地元ならではの写真を撮りに行ってきました！
⭐︎ウエストランド
まずは、『M-1グランプリ2022』（テレビ朝日系）で優勝したウエストランドです。
M-1グランプリの次の日、山陽新聞に載りました！
※「11月→12月」の間違いです。ごめんなさい！
ショッピングセンター「ウエストランド」は、私も思い出があります。幼い頃、真庭市に暮らす祖父母の家に行く途中、ウエストランドに寄っていました。父と母が買い物をしている間、妹と私は2階にある大きな遊具で遊ぶのがすごく楽しみでした。
ウエストランドの歌も覚えています♫
副読本『私たちの津山の歴史』より
現在は、マルイ（岡山県津山市に本社）を含む複合施設になっています。
「ちょっと気になるサグザグ♫」
私は「マルイの店内にウエストランド優勝の何かがあるはず！」と思い探しに行きました。
2021年、我が市にも来てくれたんですよ。
⭐︎B'zの稲葉さん
B'zの稲葉さんも津山市出身です。私が中学生の頃、数学の先生が「B'zの稲葉さんと高校の同級生で、同じバンド仲間だった」とB'zの話をよくしてくれました。
①イナバ化粧品
国道53号線から一本北の道沿いにあります。ファンの方が来て写真を撮っているのを見かけることがあります。
②津山観光センター店内には…
稲葉さんの写真がたくさんあります。
※撮影許可いただいています。
③川崎八幡神社の玉垣を探す
イナバ化粧品の向かいにある神社です。玉垣を探して階段を登ります。
長い階段を登り、後ろを振り返ると…
玉垣を探します。
ありました！
ピンク↑は、ウエストランドにまつわる地。
赤い↑は、B'zの稲葉さんにまつわる地。
4.私にとっての津山市
自宅から、車で30分〜の津山市。小学生の頃、毎週火曜日に祖父の送迎でスイミングスクールに通っていたので、馴染みはありました。でも子どもの頃「津山に遊びに連れて行ってもらう」ことは滅多にないことで、津山は都会！というイメージ。（今も）
私は、多喜雄さんが津山で働いていたことを知り、より津山が身近になりました。多喜雄さん探しを始めて約1年。現存の情報をもとに、津山市立図書館、郷土博物館に通い、そこで教えてもらったことを繋げていく作業を続けています。
いつか多喜雄さんにたどり着けることを楽しみに、藤小雪庵は今日もゆく！
5.おまけ
【マンホール】
（私はご当地マンホール好き）
津山市はごんご（かっぱ）が有名です。
【ごんごたち】
津山市鶴山通りには、ごんごがたくさんいます。
道の向こうにもごんごが…
撮影した日は冷たい雨の日でしたが、しっとり具合が雰囲気出て良いですね。
【大好きグルメ】
津山観光センターに寄り道した時、出会った早瀬豆腐店の焼きドーナツ。これが本当に美味しくて大好き。津山に出るたびに寄ってしまいます。
寄り道も楽しみのひとつ。
6.踏査への熱き想いと次回のお知らせ
今回、ウエストランドや稲葉さん探しをしている時、「あそこにも行ってみよう！」とどんどんアイデアが湧いて来て楽しかったです。週末しか行動できないのが残念。
この感覚は、多喜雄さん探しでも同じで、私はこんな活動が好きなんだろうな…と思います。
次回は、津山の歴史編です。津山市は津山城をはじめ、多くの興味深い歴史がたくさん遺っています。
多喜雄さんもその歴史に触れたはず。
『津山のパンフレット』
また次回もよろしくお願いします！