〜だっせん5〜 感じる心 - みまさかぞく#019
noteを始めて4ヶ月。あふれる言葉を、意のまま綴り進めることはできるけれど、時に立ち止まり、自分と向き合う時間。それが〜だっせん〜です。
☆noteを始めて…☆
noteを始めて、私の中で大きく変わったことが2つあります。
ひとつめは、自分の気持ち(感情、感受性、感性)を一旦心に留め、考える(味わう)回数が増えたこと。
ふたつめは、事象や気持ちを、主観、客観の両面から捉える大切さに気付けたこと。
この2つに共通しているのは、「心と頭」つまり「感じることと考えること」。
それを何度も練り直し文字化する。
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「感じる心、考える頭」。私は普段の仕事も、地域の歴史に関する活動も後者優勢でやっていることが多いです。(追い込みすぎて「〜なければならない」must思考になることも)
それは社会性のひとつとして必要だと思っています。
でも、本来、私の「感じる心」は非常に強く(時に「考える頭」よりも)、自分自身、昔から翻弄され続けているのも事実です。
noteを始めて、蓋をしがちな「感じる心」を再認識し、一度ゆっくり見つめてみることにしました。
すると見えてきた、感じる心と共存する難しさ、そして、愛すべき心の姿。
1.感情の振れ幅が大きい。
私は幼い頃から感情の振れ幅が大きく、たくさんの場面で困りながら生きてきました。
↓↓図に示すとこんな感じ⭐︎⭐︎
【私の場合2種類あります】
感情Aについては図の通りで、嬉しい時は「スペシャル嬉しい!」し、世の中のムードが空気感染し、悲しいニュースをいつまでも「かわいそう、かわいそう…」と思い続けて眠れないこともよくあります。
感情Bについては、
以前、〜だっせん③〜でもお話したのですが、祖母が幼い私をおぶって「七つの子」を歌うといつも涙で祖母の肩を濡らし、夏休みはアニメ「一休さん」「フランダースの犬」を観て号泣。学校の全校映画鑑賞や観劇、たまに道徳の時間などでも感動してしまうので、それらが苦手でした(冷やかされることが恥ずかしくて)
大人になってからも…
小学校で教師をしていた頃のこと。5年生の国語教科書『だいじょうぶ だいじょうぶ』を子どもたちと音読していた時、私は感動して声が出せなくなり、子どもたちに「先生、大丈夫?」と言われたこともありました(教師失格…)。
あ、でもでも、このお話は本当に心に響くので、ぜひ読み聞かせ動画をご覧ください。(いくつか動画を探しましたが、この方の読み聞かせが一番心地よかったので紹介します)
卒業式、音楽会はもちろん運動会でも、子どもたちの頑張る姿に感激して、リレーや組体操は涙腺との闘いでした。
さらに、幼少期の心理にある「アニミズム(生命のないものに生命や意思があると考える心理作用のこと)」も未だ健在です。(〜だっせん②〜も良かったら参照してください)
2.こんな事ありますか?
普段は↓↓こんな事に意識が向いてしまいます。みなさんはどうですか?
例①カエルのおうち
例②カタツムリ救出!
例③車内がかわいそう…
共感してくださる方いますか?もし、いてくださったら嬉しいです。
3.変わる努力
このように、無意識に労力を使い、感情の処理にも時間を要する…しんどいなぁ。
「心を覆い隠せるペルソナが欲しい」と願ったこともありました。鈍感力や強い心を持とうと自分を騙してみたり、無を極めてみたり、色々努力もしました。
結果、「考える頭を優先させ、感じる心の比重を下げる」ことはできるようになったかな。
でも、心の在り方は変わりません。
4.感じる心と生きていく
情報過多の世の中で、私のように困っている人は一定数いるんじゃないかと推測しています。
でも、無菌状態で生きていくことは不可能だし、私はそれを望んでいません。
うーん…「感じる心」との共存。難しいけど、それが一番優しい選択かなと今は思っています。
5.先日、感動したこと
7月初旬〜5日間ほど、心がとても苦しい期間がありました。日本中がそんな空気だったと思います。言葉にならない重苦しさ…。
抗えないしんどさに、私は1時間有休をもらい、ケーキ屋さんに行きました。蔦の葉がお店を覆っていて、田舎の数少ないステキなケーキ屋さんのひとつ。
私は「そこで静かに休みたい」と思って。
店内は静かで心地良く、店員さんがとっても丁寧で優しくて……
私は泣きそうになりました。
どうしようもない苦しみが、少しずつ流れていくようでした。
感じる心の感じるがままというのは、心を野放ししているみたいで正直怖い。
でも、自分くらいは自分の感情を、そのまま受け入れても良いのかな。そうすることで、周りの優しさにも気付けるのかな。
6.おまけ
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私にとってのnoteは、とても不思議で大切なものです。
人と人をつなぎ、未消化だった過去の思いを消化へ導き、今回は私と暴れ馬感情を向き合わせてくれました。ありがとう。
読んでいただきありがとうございます。
また次回、お会いしましょう♫
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