VIVANT第7話視聴
毎話毎話なにかと話題となっている『VIVANT』の第7話を視聴。
初回から見続けていたのですが、第7話を見て、久々書き留めておきたくなりました。
第7話は衝撃回となったわけですが(毎回衝撃回のような気もしますが)、私にとっては乃木の裏切りよりも何よりも、乃木と薫のキスシーンが1番心に刺さりました。
ぎこちないキスをしたあと、目を閉じたまま「う~」と泣き顔のような表情で言った言葉。
すみません…はじめてで…
そんな乃木を愛しそうに見つめて、後ろから抱きつく薫。
まるで泣き崩れていくかのように膝から崩れ落ちる乃木。
過酷な経験をした幼少期、両親のいない孤独な人生。愛とは何かを知りたかった。
そして、自分でも気付かないうちに薫を愛するようになり、愛する人とはじめて交わしたキス。
『はじめてで…』
このセリフは、
きっと、『これが愛なのだ』と、はじめて知った、感じたと言う事なのではないかと思いました。
VIVANTのキャッチフレーズは『敵か味方か、味方か敵か』ですので、何かと薫も何か裏があるのではないかと言う考察もありますが、私は、薫のこのドラマでの立ち位置は、乃木に愛を教える為に出逢った女性、ただそれだけであって欲しいと願っています。
VIVANTに恋愛要素はいらないと言う声も目にしましたが、私はこの要素があって良かったと思っています。
むしろ、『愛』がこのドラマの一番のテーマなのではないかとさえ思いました。
そこで気になってくるのは、最終的に乃木と薫が結ばれるのかどうか。
野崎も「全て片付いたら先生の所へ戻ってやれ」というような事を言っていましたが、私は2人が何事も無かったかのようにハッピーエンドを迎えるのは難しいと思ってしまいます。
薫は人命を助ける医師です。
いくら国の為、任務の為とは言え、この現代の日本で、「人を殺せる」人物を受け入れるのはなかなか難しいのではないでしょうか。
かと言って、全てを薫に隠し続けていくというのも、それもまた乃木にとっては苦しい人生となってしまうと思います。
よく、何も失う物が無い人を「無敵の人」と言いますが、乃木もある意味「無敵の人」であったからこそ別班任務を続けて来れたのではないかと思うのです。
ですが、愛を知った乃木にはもう以前のように別班任務を続ける事は出来ないと思います。
しかし、そもそも乃木が生きて薫の元に戻ってくるのかどうか。
私自身の考察でも、まだまだ気になる伏線らしき物が多々あります。
最終回に向けてどんなストーリー展開を見せるのか、これからますます毎週日曜21時が楽しみです。
ただただ願うのは、乃木の幸せです…
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