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万年ブロシルでブランク有だった僕が1年でプラチナに上がった理由

初めまして、YKNKと言う名前で普段はラップしたりモーショングラフィックスを利用した動画を作ったりしてます。

ラッパーなのにLoL...???
って感じですが、ずっとLoLの事を書こうと思ってたのでお付き合いください。

早速ですが、皆さんはリーグ・オブ・レジェンズ(League of Legends)通称LoLをご存知でしょうか?

LoLは、世界中で数百万人がプレイしている大人気のオンラインマルチプレイヤーゲームです。

と知らない方に向けて長ったらしい文章で紹介してもこの先をわざわざ読んでくれるのはゾウン育ちのドブネズミみたいな奴らしかいないはずなので割愛します。

しかし、日本を代表するストリーマー「k4sen」さんが右も左もわかんない人のためにどんなゲームなのか世界一わかりやすくて説明してくれてるので何もわかんない人はとりあえずこの動画を見ておきましょう。


見ましたか?
でもはっきりと言っておきます。
分かりやすい文章にするように心がけていますが、この先LoLを知らない人には何を言ってるのか理解できない瞬間がきっと出ます。

そういうもんです。諦めましょう。


だいぶ長い前置きになりましたが、残念。

まだ前置きです。

LoLは初めたら辞めるまでが1セット
皆さんも一度や二度は引退したことがあるでしょう。

僕はリアルの友達とLoLをしている時に「このtop下手くそ過ぎ」と言われて一度心が折れて辞めました。

この下手くそなtopとは当然僕で、言ったのは友達です。

ええ、友達。
しかもリアルで普通に話すし遊んだりする友達です。
彼は野良のプレイヤーだと勘違いしていて思わず言ってしまったのです。

なんてひどい奴だ、と思う人もいるかもしれません。
発言にこそだいぶ傷付きましたが、下手くそなことは事実なので彼は全く悪くありません。

そうやってLoLをやめ、日本サーバーがやってきたり、瘡蓋が治りかけてきた時に痒くなりたまらずLoLをやって一緒にやる友達もいないので続かず惰性でランクマを回していました。

当時はシルバーでしたが、ランクのティアが増えアイアンが追加されると僕はブロンズになりました。

参考までに僕のopggを貼っておきます。
https://www.op.gg/summoners/jp/YukiNechan-JP1

一度目の引退でアカウントを思い出せなくなり作り直したので実際に始めたのはシーズン3か4くらいの時だったと思います。
始めたばかりの時の記憶はもうあまりないですがNA時代の思い出は頑張って貯めた6300IPで買った実装直後のバードが死ぬほど弱くて泣いたことです。

あまりにも長い前置きになりました。
本当はもっと話したいことがあるのですが、ひとまずこれでどうやってブロンズからプラチナに上がれたのかを書く準備ができました。


それでは、1年前の僕がどんなプレイヤーだったのかというところから振り返っていきたいと思います。

1年前のYukiNechan
メインロール
TOP
使用チャンピオン
ナサス
セト

20分100CSを目標に自分より実力が上の対面にボコボコにされながら時にはタワーの下にも入れず蹂躙され味方からは「safe(お前これ以上死んだらぶち◯すからな)」と一言だけ言われ、味方が試合を壊すか、ぶくぶくに太った対面のファイターやニヤニヤしたJG達に他レーンがやられていくのを眺めているだけのゲームを繰り返していました。

レーン戦に勝てないならレーン戦をしなければ良いのでは!? とJGに手を出しパッシブで体力半分以下の敵の位置がわかるワーウィックを採用。不足しているマクロを補う意味でピックしたがやはりキャリーする力があるわけではなく味方頼りの試合が多くうまく勝てなかった。

こんな状況でした。

そんな中でとある縁からマスター帯プレイヤーの方と知り合いLoLを教えていただくことになり、結果として一年で3ティアをあげるようになりました。

なんかこの部分を拡大解釈するとヒロアカの1話みたいですね。
個性のないデクがオールマイトと出会って成長する的な。って

結局コーチングかよ!!

と思う方もいるかもしれません。ただ実際配信者の方もたくさんの上位勢の方に教えてもらって実力をつけている様子を見てる人は多いと思うので間違いない選択ではあるかなとは思います。


いや、わかるよ?

そういう問題じゃないって言いたい気持ちもすごくわかる。
上位勢と繋がりがあるわけないとかコーチングにも素人の自分が頼むとお金がかかるとか、そもそも誰に頼むかその人が言うことは信用できるのかコーチング行きつくまでも道のりとしては大変だと思います。

もちろん、せっかくここまで僕も文章書いて読んでくれてる人にもコーチングしてもらおう! おしまい! なんて結論は無責任すぎると思うので、ここからは各ティアでやった事とそれによって当たった壁、さらにどうやって超えてランクを上げたかを書いていきます。

ブロンズ編 
まずTOPレーナーを辞めさせられました
与えられたチャンピオンはヴェックス
最初の課題はシンプルに
CS精度の向上でした。

目標は14分時点で100CS
意識することは、
AAでCSを取る(スキルを残す)
焦ってAAをしない
ミニオンとの距離感
基本的にはレーンプッシュした方が有利

この3つです。

今までは、CSが取れない
相手のハラスが辛いからスキルをミニオンに打つ
押し込まれる
ミニオンが中途半端に削られた状態でタワーにCSが取られる
どんどん差がついて勝てなくなる

という負けルートが圧倒的に多かった。
序盤でついた差を埋めるのは個人だけの力では難しくリコールの時の装備差でどんどん勝てなくなってしまうことがレーン戦では勝てない人に多いのではないかと思います。

CSを取りましょう。

世の中は金です。

僕達が頑張って貯めたお小遣いで400Gの増魔の書と余ったお金で何買おうかなと悩んでる間に相手はロストチャプターを一括買いしてレーン戦をぶっ壊しにきます。

それは、お母さんが買ってきてくれたコロコロコミックの話をしていたら友達は次世代ホビーフェアに行ってたみたいな話ですよ。

当時は気づかなかった、その圧倒的な差に。

ただ時間が経って振り返ってみれば、確かにやってることは違っていたなと。

公園でサッカーしてる時もあいつはジュニアユースで勉強もなぜかできる、家にお邪魔してみればやたら小綺麗なリビングでおやつを渡され、与えられるには早すぎる一人部屋に置かれた学習机の上には赤ペン先生が鎮座していた。。。

おっと、すいません。
話が少しだけ逸れてしまいましたが、要約すると

そのおままごとみたいなCSの取り方を改善してお前も次世代ホビーフェアに行けって話ですよ!
※強い装備を買って相手と差が開かないようのしましょう。

そんなこんなでやったことないVEXをやり、昨年のスプリット2の終わりがこちら

JGワーウィックとTOPセトをしばらくした後にMIDに転向してます。
シーズン中の全期間の切り取りになるため差が見えづらいですが、CSの数字がセトやワーウィックよりも高くデス数も少なくなっていることがわかります。


早速コーチングの力が出てますがロールに関してはやりたいところをやって極めていく方がいいと思うので好きなところをやればいいと思います。

僕自身TOPからMIDに転向して振り返ってみれば、TOPは近接ファイターが多く相手との距離も近くCSを取る際にはいつ戦闘が始まってもおかしくないかなり一触即発な空気の中さらに一度戦闘で負ければ取り返しが難しくレーンも長いからガンクを受けた際にいなしきるのが難しかったなと感じてます。

レンジチャンピオンを使う事で相手のスキルも自分がファイターの時にに比べると届きづらく比較的安全にファームしやすいかなと思います。

ここまでCSを取るための意識の話をしてきました。

実際にCSをとる技術面の話は先人達がたくさん動画を出してるのでそちらを見た方がいいかと思います。
スマッシュログTVとか

耳にタコができるほど聞いた話をここでだらだら噛み砕いて話してもつまんないでしょ。

僕が同じ悩みを持つ人に一つだけアドバイスするとしたらミニオンとの距離感のところですね。
タイミングは掴めてきたけどいざCSを取りたい時にミニオンから距離が遠く結局間に合わないことが多かったので適切な距離感を意識するだけでも変わると思います。

これで初動で負けルートに入ることが少なくなり対面とミクロで勝負できる機会が増えました。

マクロを勉強することも大事ですが所謂低レート帯ではミクロ優先で学んでいく方が得られる経験値は多いと感じたので対面に対しての対応や自身のキャラに対する理解を深める方向で意識を割くイメージで頑張りましょう。

見つかった新たな課題
①中盤以降デスが増えてしまう。
②成長スピードが失速してしまい影響力を失ってしまった。

原因と改善
①ビルドが火力一直線で防御系アイテムを買っていなかった。

正直防御系アイテム含めアイテムがどれだけゲームに影響を与えるのか理解していませんでした。
とにかく火力が出るビルドになっており、うまく行ってる試合はいいですが、中盤以降は集団戦前にキャッチされてしまったり集団戦の序盤でデスしてしまい火力を出しきれずそのまま負けてしまうことが多かったです。
そのためビルドを火力→火力→防御系と安定するためのビルドに購入順を変更して集団戦で力を出し切れるようにしました。
チャンピオンや構成、試合の展開によって購入するアイテムや順番が変わることが当たり前なのがLoLの難しいところであり奥深さを表してますよね。
僕も今でも完璧に理解してるからと言われると前向きな回答をするのは難しいですが、同じ悩みを抱えているプレイヤーはたくさんいると思います。
ひとまずはプロビルドを参考にして、防御系アイテムを3つ目以降相手の育っているキャラに合わせてARかMRかを選択しておけば大きな間違いが起こることはないんじゃないですかね。

②成長スピードが失速してしまう。
これは、初動のCSは取れるようになってきたが、中盤以降にオブジェクトファイトでの睨み合いや集団戦が起こりそうなところに寄りすぎてCSが急に取れなくなっていました。
操作面は大きな心配はなかったので、意識だけの改善でよくなりました。
CSを取る方が金銭面と経験値的に確実にプラスを産むことができるのでそちらの優先度を上げることで中盤以降成長が止まってしまうトラブルを防ぎました。

雑魚レーナーだった僕がCSを中心にミクロを見直し成長することで、ブロンズを脱出しシルバーになることができました。

シルバー編
ブロンズ帯を抜けかつてのシルバー帯へ戻ってきた僕が、次にコーチから与えられた指令は

MIDを辞めてボリベアJGを擦る

ここまで学んできたMIDレーンじゃなくJGで試合を動かすという内容でした。
まさに鶴の一声、会社におけるパワージョブローテーション、邪智暴虐の王の横暴とはこのこと。

しかし、ここまでで既に万年ブロンズの雑魚を超短期間でシルバーにあげるという実績を残しているコーチ。もう彼に逆らえる者はいません。
気づけば僕は、ヴェックスとしばしの別れを告げサモナーズリフトで『もりのくまさん』よろしく中立クリープ達をしばき回していました。

まあ、そこまでに至るまでも色々ありました。
MIDヴェックスの当時のパワー的にもっと強いチャンピオンがいたり、中盤以降の巻き返しが難しかったりと新しい風を吹かせるためにボリベアが選ばれたので、実際文句はひとつもありませんでした。

そんなJGでの最初の課題は

1周目のフルクリアの最適化

でした。
試合開始1分30秒で中立クリープが湧き出し、3分30秒でリバーのリフトスカトルが沸くのでそれまでにフルクリアをできるようにクリープに対してのミクロを効率化させることが目標でした。
基本ですが、ボリベアに対しての理解度も低かったのでちょうど良かったですね。

ボリベアはサステインも強くCCもあり当時ウルトがナーフ前でタワーの硬直時間が長かったので勝ってるレーンをさらに強くするダメ押しのムーブで安定した強さをしていました。

しかしボリベアというチャンピオンの特性上試合全体の流れを安定させることはできましたが、相手がより強くなるルートを確立させてしまうとそこから盛り返すのが難しいチャンピオンでもありました。

そこで次の課題としてキャリーできるチャンピオンを使おうということで、選ばれたのがケインでした。

しかし、結論として経験としては良かったですがランクを上げると言う意味では失敗でした。
原因は明白で、ケインというチャンピオンがあまりにも難し過ぎて使いこなすことができなかったということがあります。

そこで次に選ばれたのがカーサスでした。
チャンピオンが変わったことによりジャングリングからやり直し最初のフルクリアの最適化からやり直していきました。

ファーストストライクでウルトを打つたびにゴールドを稼ぎファームで差をつける動きをすることでシルバー帯を超えてゴールド帯になりました。

その後ですが正直な話。ゴールド帯もほぼほぼ同じ動きをしてスプリット1では滑り込みでプラチナを達成しました。こちらがスプリット1の戦績です。
なので、タイトルの一年でプラチナになったのは実際は半年で達成していました。

しかし、この辺りで僕の中には新しい目標が自分の中に芽生えていました。

それは、ここまで教えてくれたコーチにどうやったらその恩に報いることができるか? ブロンズの雑魚プレイヤーがどこまで強くなればコーチは名将だと胸を張って言ってもらえるようになるのかということです。


そこで、僕自身の力で今年中にダイヤまで上がってやろう。と密かに決めました。

なのでこの一年の成果をこうしてnoteにまとめているわけです。

閑話休題。

それでは、改めてスプリット1の戦績はこちらです。

全部出すとだいぶ見づらいですね。
サブレーンでMIDをやっていたのでヴェックスも割と回数回していました。
ケインをやっている間は結構負け越していたのである程度下がった時にボリベアでレートを上げて最終的にはカーサスを擦っていました。
CSもさらに良くなり安定してお金を稼げるようになってることがわかります。

ゴールド編
一度はプラチナになったもののスプリットが変わりランクを付け直すところからスタートするとシルバーからやり直しでした。

ここから再度プラチナに上がるまで結構スタックしたので何があったのかとどうやってゴールドを越えたのかを書いていきます。

何故ゴールドでスタックしてしまったのか。

スプリット2が始まった当時は黒炎のトーチが実装されたばかりの時でカーサスやドットダメージ系のチャンピオンがやたらめったら強かった時期になります。
このバフに上手く乗れたプレイヤーは効率よくレートをあげたと思うのですが、僕はそれができませんでした。
何故か。それは、特定のチャンピオンの勝率が急に上がると「使わないならBANしろ、使うなら絶対先出ししないと取られるぞ」といった状況になることが多くて、このせいでそもそもピックできない試合がめちゃくちゃ多くなりました。
さらに、ピックできる状況でも先出ししなければ取られてしまうし、先出しをするということはカウンターピックされることがとても多い。
それでも勝率が高いからTUEEEってことなのだろうけどいくら強いチャンピオンとはいえ、半年前までブロンズのTOPタワー下でどろんこ遊びしてたLoL幼稚園いぬ組の僕がバチくそカウンターピックでカウンターJG上等のアサシンがやってきてできることは奇跡がおきてどうにかなんないかなぁという想像力の乏しい妄想をするくらいしかありません。

まあ、カーサスをピックできる機会が減ったのでこれが直接的な要因ではなかったです。
スタックした主な原因は課題にもつながる部分になるのですがヴィエゴを新しく練習しだしたことが大きかったです。

ゴールド帯での課題。
キャリーできるチャンピオンをピックプールに加えること。

正直ボリベアを擦り続けていたら多分もっと早くプラチナに戻ることはできたのだけど、プラチナに上がっても安定してレートを上げることは難しかったと思います。
理由としては、チーム全体のレートよりも個人のレートが上になった時、言い方を悪くするとチームメイトが上手なプレイヤーではなかった時に僕がキャリーする必要があるのだけれど、僕の使うボリベアでは敵のキャリーをぶっ倒していけるだけのパワーがなかった、悲しいことに。

そこでおすすめされたのがヴィエゴでした。
今までになかったADチャンプに困惑しながら回数を重ねてめちゃくちゃ負けてシルバーに落ちそうになりながらなんとかランクをプラチナまで上げました。

停滞していることが多かったのですが、これをやって上手く行ったというアクションが1つあったので紹介します。

それはカウンターJGです。

相手の赤バフや青バフを初動で奪いにいき、そのまま相手レーンの真裏からガンクを仕掛ける動きが面白いほどに刺さりました。

プラチナ帯になってからはかなり成功率が下がったのでカウンターJGができるかどうかはかなりポイントになる気がします。
実際まだレーンがイーブンな状態で真裏からガンクが来るというのは予測しづらかったり相手のファームルートを乱すという意味でも効果的だったと思います。

この動きに気付いてからプラチナ帯へ上がる頃にはヴィエゴの練習期間で20敗くらい負け越していたのが勝率50%まで巻き返すことができました。

ここまでがプラチナに上がるまで僕がやってきたことです。
細かく言えばもっとあるのだろうけど本当にキリがないので割愛してます。
現在僕はプラチナ2と3を行ったり来たりしている状態です。内部レートがゴールドから上がる時に連勝したからか良い状態をキープできてるので1勝1敗でもギリギリプラスを保ってられるのでなんとかここから転がり落ちることがないようにしたいと思ってます。

さて、ここまで長い文章を読んでいただきありがとうございました。
まだシーズンは終わってなく一年という期限に終わりも迎えていない為、この記事は公開されずあくまで身内の人に意見をもらう為に書いています。
このタイトルが僕がダイヤに上がった理由にできるようにまだ頑張りたいと思います。

9/7時点の戦績はこちら


p.s.11月現在

ゴールド帯でスタック中、今シーズンは頑張ってエメラルドいくぞ

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