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「読まれるnote」を書くために意識した3つのこと
こんにちは!フリーライターの由希奈です。
先日、息子の宝物について書いたnoteが「編集部のおすすめ」に掲載されていました…!
PV数は、あっという間に7,000を超えました。たくさんの方にお読みいただき、嬉しさと驚きでいっぱいです。。
上記のnoteを書く前に、どうしたら「読まれるnote」を書けるかについて研究し、実践したことがあります。今回は、駆け出しライターの私がnoteトップページに載るために意識したポイントを、3つご紹介します。
1.「共感、感情移入してもらえる文章」を入れる
「編集部のおすすめnote」を読み漁ったとき、いずれもすごく心を動かされました。「うん、わかるわかる」と何度も頷いたり、ときには涙したり…。
そこで今回のnoteには、「共感、感情移入してもらえる文章」を意識して盛り込みました。具体的には、思うままに書き綴ったあと「ん?ここあっさりしすぎていないかな?」と違和感を感じたところに、文章を追加していきました。
外出先、たとえば児童館なんかでも、渡すだけですやー‥‥っと眠っていたので、周りのお母さん達もびっくり。おしゃぶりタオルを渡してもポイっとしてしまう子も多いようで、よく羨ましがられました。(←うちの子もそうだった~!と共感いただける)
ぬいぐるみの持ち込みを禁止している園も多いなか、息子が安心できるようにと、お散歩のときにまでウエストポーチにまーを入れて大切に持っていてくださった先生には、感謝してもしきれません。(←感情移入)
私が子どもに怒りすぎて落ち込んでいるときには、そのたよりない表情が「大丈夫。たいしたことないよ」と励ましてくれているような気さえします。(←共感+感情移入)
このように、当時の状況や周囲の言動、自分が感じたことを具体的に書くことで、共感・感情移入してもらいやすくなります。
尊敬するライターの中村洋太さんも、こう仰っています。
文章がうまい人は、「自分に興味を持ってもらえない前提」で書いていると思う。盛り上がりや共感ポイントも意識せず長々と自分語りなんて、怖くてできない。一瞬で離脱されちゃう。興味のない自分の文章を最後まで読んでもらえるためにはどんな書き方をすればいいか、を考えて1行目から毎回真剣勝負。
— 中村洋太(ライター&コンサル) (@yota1029) December 14, 2020
中村さんに文章の添削を受けた際にも、感情移入ポイントをつくる大切さを、何度となく教わりました。
2.「モノ」を文章で表現する
先日、ある出来事から、自分は「好きなもの」を文章で表現するのが苦手だと気付きました。ノウハウ系の記事は書けても、自分のこととなると、執筆が全然進まないんです。これは、練習が必要だと感じました。
今回は「買ってよかったもの」をテーマにしたかったので、息子の宝物である「おしゃぶりタオルのドゥドゥ」について、いかに画像ではなく「文章」で想像してもらうかを自分への課題としました。
ドゥドゥとは、くまの形をした赤ちゃん用のおしゃぶりタオルのこと。頭はくまの形をしていて、体はタオルのようにふにゃっとしているぬいぐるみです。タオルの四隅は結んであって、赤ちゃんが触りやすいようになっています。
ピンク色のネコとウサギ、水色のクマの3種類があって、息子にどれがいい?と聞くと
ドゥドゥを思い出しながら、読者の頭のなかでドゥドゥを描いてもらえるような文を考えました。
3. 季節感を取り入れる
「編集部のおすすめ」には、心動かされるnoteがたくさん掲載されています。トップページを眺めていて気が付いたのは、クリスマスに関するnoteがいくつか取り上げられていたこと(もちろん内容が素晴らしいから掲載されたのであり、季節感は+αだと思います)。
「たしかに、私が編集部だったら、トップページに一つか二つは季節ネタを入れたいかも…」
そう感じて、今回はタイトルに「クリスマス」と入れてみました。読者に興味を持ってもらい、かつnoteのトップページを彩ってくれたらいいな…という想いもありました。
【季節感なし】息子の宝物、おしゃぶりタオルのドゥドゥ
【季節感あり】クリスマスにやってきた息子の宝物
ただ、季節感を取り入れることにはデメリットもあります。そう、イベントが終わってしまったら、ほとんど読まれない可能性があります。私のnoteも、クリスマスまでの一週間だけが旬です‥‥!自分のなかでの目標は、今後、季節やサムネイルに依存せずに「読まれるnote」を書くこと、となりました。
いかに読者の心を動かせるか
改めて、大切なのは文章の上手い下手じゃなく、いかに読者の心を動かせるかだと感じました。
ひとつわかったのは、公開直後じゃなくても、おすすめしてもらえる可能性があること。今回のnoteは、投稿から一週間以上経っていますが、掲載していただけました。
Twitter等でよく見かける「おめでとうございます!あなたのnoteが編集部のおすすめに…」といったお知らせはなかったものの、とても嬉しい出来事だったので、感謝の気持ちでいっぱいです。
私の経験が、どなたかのお役に立てれば嬉しいです!
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