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2024年11月の好奇心

毎月約3千円($20)を、好奇心を満たすもしくは湧き上がらせるような事に使う試み、好奇心予算。

今月はいい案が浮かばなかったので[予算$20でニューヨークの休日〜]にでもしようかとお散歩していたら、写真関連で知り合った友人から会員制写真ラボのイベントの話を聞き、面白そうだったのでお邪魔する事にしました!

会員制写真ラボ
月額$350の会員になると
24/7でセルフフイルム現像&プリントし放題

この日は会員以外でも寄付すれば施設を使えるイベントで、雨だったこともあり少し遅れて着いたのにイベント参加者誰もいなかった。
とは言えフィルム現像のやった事無いので、誘ってくれた友人が来るまで施設を見学することに。

機材。見たことある〜
ここで現像するらしい
暗室内部こんな感じなんだ
暗室内の機材
プロっぽい
スキャンも出来るらしい
シンクの前にはフィルムの現像手順表が
フイルム毎の現像時間ポスター
今回はコダックの400TXなので9分ね、ふむふむ。
見学していたら、見慣れないフイルムを発見。

聞いたら、このラボのオーナーにサポートして貰って会員が開発したフイルムだそう。
こういうオリジナルフイルムってどうやって作ってるの?と聞いたら、フイルムの素材(ビニール!)の配合や層の重ね方をコロナの時に独学で勉強してメーカー探してこだわりのレシピを研究しながらここまでこぎつけたそう。
コロナの時に独学で勉強し始めてもう商品化出来ちゃうのすごいな!!しかも、お菓子のプライベートブランドみたいに同じ生産ラインでブランド名だけ変えるようなものじゃなく、完全オリジナルでってすごくない!?
アメリカはオリジナルフイルムかなり色々な種類あるけど、どこもそんな感じなのかな?っていうか、そんな簡単に作れるんだ!?おもしろ!!!最近ビニール袋をテーマにしたzineに関わってるのでビニール素材と聞くと興味関心感動が高まってしまう。

という訳で、お買い上げ♡

オリジナルだからこそ出来る、400と200のいいとこ取りの絶妙な数字の320と、冬のNYは夜になるのが早いので少し明るめ500の2本を買いました✨
フイルムのパッケージは撮れる写真の色味に似てると聞いた事があるので、青緑っぽいんかな。
楽しみ。(尚、それから2ヶ月経った今もまだこのフイルムでは撮りに行けてません。)

そうこうしているうちにお友達が到着して、いざ現像!!

友人が手取り足取り教えてくれました!感謝!
袋の中で手探りで隙間にフィルムの端を入れて巻いていく(待ってる間練習してた)
できた!

ここからは先ほどチェックした現像時間に合わせて液を入れたりボトルをシェイクしたり水で流したりを秒単位でやらないといけなくて、めちゃくちゃ大変だった。
こんなに時間と手間が掛かるとは!!!
私に教えたが為に友人は現像する時間なくてほんとごめんだった……。

現像液から出てきたばかりの私のフイルム
乾かし機で乾かします
おぉ!!!!写ってる!!!!!!
なんか、ムラある?
円周の長さくらいで白くなってるから
シェイクが足りなかったっぽい
白もやみたいになってる!えーん!!
ちゃんとシェイクしないと沈殿物が溜まるから気を付けてって教えて貰ったのに見事に沈殿物の跡できてる!(黒い点)

ムラや沈殿物の付着はあったけどちゃんと何が写ってるか判別できるし、初めての現像としては上出来ではないでしょうか。
久しぶりに全く知らなかった事をしたので出来なさ過ぎてとても楽しかった。
教えてくれた友人に大感謝。
家でも出来るらしいけど、温度管理や手順が大変なのでまだ家で現像する勇気は出ないな。

同じラボで印刷の体験ワークショップをやっているので今度は印刷もしてみたい。
$200くらいするので、$200掛けて印刷したい写真を撮ることから始めないとね。

今月の好奇心は寄付が$5〜だったので、$5の寄付のみ!余った$15で教えてくれた友人に今度ゴチしようと思います。

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