4月の好奇心
約3千円($20)を、好奇心を満たすもしくは湧き上がらせるような事に使う試み、好奇心予算。
3回目の今月は良いネタが思い浮かばずギリギリまで悩みましたが、老舗スタンプ屋さんで蔵書印を買うお話にします。
今回訪れたのは、Caseys Rubber Stampという、ニューヨークのイーストビレッジというオシャレな若者たちが集うエリアにあるお店。
こちらのお店は、アイルランド出身の店主Johnさんが1979年に始めて今年で創業45年。
これまでに作ったスタンプデザインはなんと1万種類以上。
お店には完成したスタンプと共に約1,500種類のデザインが掲載されたカタログが置いてあり、お店に在庫が無いデザインでもお願いすれば15分くらいで作ってくれるし、数日待てるのであれば名前入れカスタムも出来るし、お店のホームページ(※1)からデータ入稿して持ち込みデザインでフルオーダーも出来るんだって!
私がお店にいる間もカスタムオーダーや持ち込みオーダーの相談がいくつか来ていたけど、店主のJohnさんは柔和な雰囲気に職人の自信が滲み出ていて、とりあえず任せておけばいい感じにカッコよく仕上げてくれそう感があった。
ネットのインタビュー記事(※2)でJohnさんが、『お店はニューヨークの旅行ガイドブックにも掲載されていてお土産を買う場所としての認知度も高いから、観光客激減でコロナ禍には数ヶ月間貯金を切り崩しながら細々と営業していたけど、懇意にしてくれているアーティストやコロナ禍で自分の店を始めた人のカスタムオーダー依頼が入るようになりなんとか耐え抜いた。』と言っていて、さすがJohnさん。長年の信頼の賜物ですね。
Johnさんのスタンプは削るのではなく型にゴムを流し入れて作る方式らしいけど、詳しい事はよく分からないのと、どれもデザインがとても細かいのに本当に型だけで出来るのか疑問なので、詳しい事はインタビュー記事(※2)をご参照ください。
さて、いよいよ本題の蔵書印。
これを読んでいる皆さんは蔵書印持ってますか?
今は色々なお店が手掛けているのでインターネット上にも沢山のデザインがありますよね。
蔵書印は名前入れが必要だからお店に在庫は無い為、置いてあるデザインカタログを開いてみると定型のものは11種類ある事が分かりました。
お気に入りありましたか?
どれも可愛いくて悩んじゃいますよね。
私の隣にいたイタリア人は、司書の友人へのプレゼントに1枚目の真ん中の木のデザインをオーダーしていました。蔵書印プレゼントオシャレ。
犬可愛いけど飼ってるのはテリアじゃなくてプードルだし、骸骨や裸の女の人が本からばーん!ってしてるの可愛いけど使いこなせるか不安だし…この中だったら1枚目の右下が蝶々やリスも居て可愛いか?普通すぎ??
もしかしてこれは、普通のデザインに蔵書印の文字と名前を入れてカスタムするコースか!!?
出来るのか分からないけど、普通のスタンプデザインも見てみよう。
個人的にはピンナップガールズ好きだけど、やっぱセクシーだと借りた人がびっくりするかな?
無駄な抵抗はせずに本関連の絵の方が可愛いか…
うーん…
よし。
決められないので一旦保留!!!!
こちらのニューヨークの街並みスタンプ($9)と、天使が逆さまになってるイニシャルスタンプ($9)を今月の好奇心とします。
蔵書印は、ゆきんのイメージこれ!とかあれば教えてください。
(おまけ)
※1 u: お店ホームページ
※2 : インタビュー記事
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