115. ついに試合日程が発表されました
ついに来た!
皆さんこんにちは。三浦優希です。
2020年10月28日、ついに、今シーズンの試合日程が発表されました。元々の予定では、10月3日に開幕していたはずだった大学4年目のシーズン。
開幕延期の発表が9月にあってから、リーグから全くアナウンスがなかったので「そもそも本当に今年は試合をすることが出来るのか」という不安と共に過ごしていた中でついに全試合日程が宣言されました。
こちらが僕の所属するLake Superior State Universityの2020-2021シーズンの試合日程です。
例年であれば、レギュラーシーズンは約40試合ですが、今シーズンは25試合となっています。
試合数が少ない分、自分がプレイできる時間も限定されてしまうわけですが、それはみんな同じ。むしろ、こういった状況でも試合をすることが出来ることへの喜びの方が大きいです。運営の方々に心から感謝ですね。
実際試合できるかはまだ分からない
試合日程が決まったことに喜びを抱く一方で、全ての不安を拭い去ることができたわけではありません。現状、アメリカではコロナウイルスの影響はとどまることを知らず、現在様々な大学がシャットダウンや部活動停止を余儀なくされています。
そして、ここ2.3日で僕らの町でも感染ケースの確認が増えてきているようです。僕らは、9月の段階で2週間の部活動停止をすでに経験していますが、またそういった事態になる可能性は今でも大いにあります。
ここで少し僕らの練習状況と感染対策をお話します。僕らは現在、チーム全員で氷上練習を行っています。(ウエイトトレーニングは2グループ)集合するときにソーシャルディスタンスをキープするようにしたり、控室でもバラバラに座りながら防具に着替えたり、氷上ではマスクを着けて練習を行っています。(顎の方にずらしている事も多いけど)また、ドリンクボトルは各自が一本ずつ持参し、他者と共有しないようにしています。
また、チームをA, B, C, Dと4グループに分け、毎週の頭(月曜日の朝)に一つのグループが大学内でPCR検査を行います。簡単に言うと、一週目はAグループ、二週目はBグループ、三週目はCグループ・・・といった感じです。要するに、選手は月に一度検査をすることになります。
そして、試合が近づくに連れて、おそらくグループではなくチームの選手全員が毎週検査をするという形に切り替わっていくと思います。
今のところ、チーム内での陽性は一度も確認されていません。コーチからも「試合日程が決まった今だからこそ、より慎重な行動が求められる」といった話がありました。
もし今後、キャンパス内でも陽性反応が増えた場合、授業のオンライン完全移行/練習停止といった処置も出てくるかもしれません。どれだけ個人が気を付けていたところでも、リスクを絶対にゼロにすることが出来ないもの、それが感染症です。不可抗力な部分は少なからずあると思うし、感染対策をしていたうえでも陽性反応がでてしまった人は決して責められるべきではないと思います。
今、僕は試合ができる日を心から待ちわびているし、実際に開幕を迎える瞬間が楽しみ楽しみで仕方ないけど、余儀なく再延期される可能性もある。それを頭に入れて生活をしていきたいと思います。
風を操ることができないならば、帆を操れ
こうして色々と言っている僕ですが、実際にやるべきことというのはいつもと同じです。自分がコントロールできることに目を向ける。それだけです。
You cannot turn the wind, so turn the sail
という言葉があります。「風を操ることができないならば、帆を操れ」といった意味です。
いつでもそうですが、まさしくこの言葉は今の状況をよく表していると思っています。様々な決定が行われ、毎日自分の置かれている環境や状況が目まぐるしく変化します。そんな中でも変わらないものは、「現状の目標に向かって最大限の準備をすること」に尽きると思います。
突然リンクが使えなくなるかもしれないし、突然試合がキャンセルされるかもしれない。そういった事が起こることを想定し、変化に柔軟に対応していきたいと思います。
僕の現在のコンディションは、かなり良いと思います。パフォーマンスレベルも上がってきているし、練習での活動量も試合に近くなっています。
チーム練習も、いよいよ戦術導入が完了し、ここからは精度を高めていく時間です。開幕まであと3週間。21日のみ。ここからチーム内の競争もさらに激化します。
こういった情勢の中でも、こんなに毎日アツくなれる場所があることに心から感謝し、引き続き走り抜けたいと思います。
皆さんの温かい応援が力になっています!
引き続きよろしくお願いいたします。
無事、試合を迎えられますように。
三浦優希
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