楽園の向こう側
最近、どうにも楽しいと感じる事が少ない。
それなりに癒されるひとときはあるのだが、楽しい!と思えないのである。
コロナ禍で、今まで楽しいと感じていた事も全く琴線に響かなくなってしまったのだろうか。
仕事が嫌な訳でも無く、休みも充実させようと思っているのに、いざ休みになると何をするでもなく一日が過ぎてしまう。
少しコロナ禍の縛りから緩和されつつあるので、飲みに行く事もあるのだが、何だかそれでも今までのようには楽しめない。
元々、フットワーク軽く好奇心旺盛な私から、その部分を取ってしまったら一体何が残ると言うのだろう。。。無気力、その一言に尽きる。
何故にこんな状態なのか?と、理由を考えようとも思わないあたり、またまた分析大好きな私らしくないなと自分でも痛感する。
これって、厭世観ってやつか、と思ってみたり。
だから淡々と毎日を生きている。何か、寂しい。
世間で言う所の楽しい事は、ひととおりこなしてきたつもり。でも、テーマパークは行かず嫌い。運動も音楽も、昔は青春それ一色というくらいにしていたのに、今はしたいとも思わない。
恋愛もそれなりに、思い出もあるし人並みである。
何かに夢中になれている人が羨ましい。
この世での楽園って何なんだろう?
そして、その向こう側には何があるのだろう?
その向こう側を見ようとしたり知ろうとしてはいけない気がする。特に私は、それをしてしまってはいけないのではないか。根拠はないが、何となく…。多分、また興醒めする事が一つ増えてしまうのだろうと思うから。
楽しい事は自分で作る!と思っていた私は、何処へ行ってしまったのか。
酒飲んで、何かひらめくといいのだが。多分気絶だなw