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ひび検出などインフラ点検サービス増えてきたのメモ(随時updateしたい)

機械学習が導入されている分野であげられる一つに建設があります。ニュースでひび検出などインフラ点検周りのサービスを見るようになったので、列挙してみたいと思います。

それぞれのサービスにどのような技術が使われているかは存じ上げません。機械学習でない技術でもひび検出などは可能かと思いますので、全部がAIを使っているみたいな認識はしないでいただけると。

1. アイレック技建 『ひびサーチ』

点検対象物を撮影 ⇒ 撮影画像をひびサーチへ ⇒ ひびを自動検出 ⇒ 抽出結果を出力

という流れで使うみたいですが、これはどこのサービスでも共通っぽいですね。説明動画もあります。

2. サイエンスパーク 『ひび検出技術』

本技術は、サイエンスパーク株式会社が日本電信電話株式会社から「デジタルカメラ画像による高精度なコンクリート柱のひび割れ検知技術」のソフトウェア使用許諾を受けてパッケージ化したものです。

こういうパッケージ化した事例もあるようですね。

ひびの長さを計測する機能、ひびの幅を計測する機能もあるようです。

3. 富士フイルム 『ひびみっけ』

https://www.obayashi.co.jp/news/detail/news20180405_1.html

大林組とのリリースも出ていましたね。2018年4月に出ています。

4. パナソニック 『インフラ点検サービス』

パナソニックもこれまた色々出していますね。ひび以外も色んな解析ができるみたいです。

5. NEDOプロジェクト 『ひび割れ検出Webサービス』

NEDOのプロジェクトにおいて、首都高技術(株)、産業技術総合研究所および東北大学は、表面に汚れや傷がある状態でも、幅0.2㎜以上のコンクリートひび割れを、80%以上の高精度で検出するAIシステムを開発しました。AIを活用して、検出や記録を自動化するひび割れ点検支援システムを構築することで、作業時間をおよそ300分から30分の1/10に短縮することを目指します。

とのことです。NEDOプロジェクトですね。2017年にできたみたいです。

6. 首都高技術株式会社 『コンクリートのひび割れ点検支援システム』

一つ前に紹介したものと同じですかね。まさに高速道路では必要な技術ですね。

7. 前田建設 × モルフォ 『建設業界における画像処理技術』

2016年にプレスが出ています。内容は把握できないですが、ひび検出などもやっていそうと勝手に思いました。

8. Automagi 『AMY InfraChecker』

2019年8月22日にリリース出していますね。

ひび以外にもサビやアナログメーターの読み取り、また鳥の営巣なども検出できるようです。

9. デンソー 『橋梁点検・測量サービス』

ドローンと組み合わせたソリューションのようです。建造物とドローンの相性は良さそうですね。

まとめ

まだまだ他にもたくさんあると思うのですが、パッと調べてだけでも「あ、こことここは共同で開発しているんだ」というのがいくつかありました。

画像処理でやっているケースもあれば、機械学習を使っているケースもあるかと思います。最終的には現場の人々が使いやすいものが選ばれていくと思います。どのサービスがシェアを取っていくのかウォッチしていきたいです。

随時追加やリサーチしたいと思っているので、もし他にもあれば教えてください。



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