自分と考えが似ている人物がいて驚く話
ちわ。
僕が感じていることやら、人生観やらが似ている人に遭遇すると、めっちゃ驚く。
特殊な人間だと自認していて、似た人なんていないと思っているからね。
そんな稀有な体験をした相手を紹介します。
れつごー。
■野田クリスタル(お笑いコンビ「マヂカルラブリー」)
お笑いへの取り組み方というか悩み方が僕の人生と似すぎていて驚愕した。
たしかロンハーだったかで、オズワルドの伊藤さんに指摘をされた時の返しがとにかく良い。
伊藤「そんな人じゃなかった(芸人像に対して)」
野田「…確かに。」
たしかこんな感じだったはず。
おこがましいけど、たぶん僕も同じ返しをしたと思う。
あまりにも分かりすぎて苦しい。
ここからは勝手な想像。
野田さんは地下出身の芸人が故に、もともとイカれた芸風でやってきた人だ。
普通の枠に収まらないような奇抜な芸で、人を笑わせるというスタイルだ。
でもきっとお笑いに真面目な人で、根っからイカれているのではなくそういうキャラクターを装備していたんだと思う。
これが面白いと信じているから、このスタイルで戦うと。
しかーし。
大衆を笑わせるには奇抜すぎては受け入れられないことを知ると、少しずつニーズに合わせた形をとるようになった、真面目だから。
そして今の、理解しやすいネタや喋りになった。
本人もこれで良かったと思っていた。
さらにしかーし。
時は令和、奇抜な奴らも評価され始めたのである。
ランジャタイ、トムブラウン、ヨネダ2000とかがそんな感じ。
自分が最初に信じていたお笑いが認められ始めたのでした。
本当は自分もそっち側で笑いを取りたい、そう思っているのではないか。
勝手に想像している一般人の僕ですが、同じような笑いの取り方を私生活でしていた節がありまして…。
伊藤さんの指摘にぐうの音も出ない姿が、「クッソわかる―!」となったのでした。
ゲーマーなところもプログラマーなところも似てるし、もはや筋肉以外は同一人物だと思っている。
■島村抱月(小説『安達としまむら』)
『安達としまむら』というアニメ化もしたラノベの主人公である「しまむら」の行動理念とか交友関係の方針が分かりすぎる。
しまむらが「友達」という関係性の魅力に疑問を持っている様が、めっちゃ共感できる。
しまむらは自己解決能力が高すぎるんだと思う。
何もかも自分で解決できる、メンタル強者なんだ。
だから自分の内側を他人に見せる必要が無い。
だから「友達」は居ても「親友」は居ない。
僕もそうだったからわかる。
学生時代とかに「親友は誰ですか」と聞かれても「うーん…」ってなってたと思う。
っていうか今もそう。
しまむらが昔の友達を見かけたときに「めんどくさい」と感じてしまうシーンがあるが、もうここがまさに同じすぎてびっくりさ。
さらにさらに、しまむらは安達と出会ってから、「友達」とは違う関係を安達に見つけるわけで。
そのあたりが僕が妻ちゃんと出会ったところに似ているという、なんとも共感するしかないような物語である。
どうなってんだ。
あまりにもしまむらが理解できるせいで、読んだ勢いでpixivに投稿したあだしまssが、かなりいいねをもらっているという始末。
(宣伝。気になる人は頑張って探してくれ)
しまむらが楽しそうだと、なぜか僕も救われるのでした。
以上。
もっといた気がするけど、思い出せないのでこの二人だけで。
自分と似ていると応援したくなるんだよな。
野田クリスタルくんほんと面白いわ。
そんな感じでした。
じゃまた。