私が自己開示をする理由
初の個展となる「わたしと私の仲直り」が始まって、一週間が経ちました。
実はキャンバスに描いた絵もあるけど、個人的にハイライトは、スケッチブックの乱雑なお絵描きとそこに添えてある言葉たちと、闇ブースともいえる一角に添えてある、ラップワークショップで唄ったリリックたち。
そこには社会への鬱憤、一緒に働いていたチームメイトへのイライラ(安心してください。今は人生の友になりました)、男性性、権力、パワーなどへの反発した言葉が並んでいます。
それらを見てくれた友人や知人からは「よくここまで自分をさらけだせるね」という言葉をもらいました。
たしかに自分の日記に書いたものをわざわざ人に見せる必要はない。
でもなぜか私は、外に公開することにあまりためらいがない。むしろ見てほしい。
承認欲求では?と問われると、自分のダークな面を出してあまり承認されたいとは思わない気がする。
なんでだろうと考えると、私はやっぱり「汚いものに蓋をする社会」に挑戦したいんだと思います。
働いていると特に「感情」は悪とされ、社会のなかで醜い感情は「なかったこと」にされがちです。でも私たち人間は感情があってこその生き物。その感情を感じないように、感じた感情を見ないようにさせられることが、この生きづらい、他の人に冷たい社会になってるのではないかとずっと思ってきました。
私はできるなら優しい社会に暮らしたい。そして優しい社会をつくるには、一人ひとりが自分の感情と向き合うことがとても大切だと思うのです。
「向き合う」というとなんだか苦しそうに思うけど、いや実際苦しいのだけど、それは究極的には「自分自身とつながる」ことなんだと思います。
私はこれまで自分でも忘れていた小さなときに感じていた怒りや悲しみの感情を思い出したおかげで、自分とつながりなおし、少しずつ自分を大切にできるようになりました。
そのパワフルさを体感したから、周りの人にも体感してほしい。だから、自らの傷をさらけ出すのかもしれません。
私の傷は周りの人にさらけだし、受け取ってもらえたことで、癒えていきました。もし、私のさらけ出しで誰かが「こんな感情もっていいんだ」「こんなこと言っていいんだ」と思え、傷が少しでも癒えるきっかけになるのなら、率先してさらけ出していきたい。
そんな気持ちで私はこれからも自分のできる範囲で自己開示を続けていくんだと思います。
個展:わたしと私の仲直り 今週が最終日です
思う存分自己開示した作品展です。
ありがたいことにすでに10数名の友人が来場してくれました。
18日(土)19(日)と、残る時間は2日となります。
もしちらっと覗きにきていただける方は、ご連絡ください^^
個展開催&新生活応援カンパ引き続き受け付けております
大変ありがたいことに、現時点で24万円の応援カンパが集まっております。応援いただいた方、本当にありがとうございます。自分でも驚きなのですが、こんなにも周りの人から応援&愛されていたのだなと思うと、それだけで涙がちょちょぎれいています。この愛を受け取っただけでも挑戦をしてよかったと思っています。
目標額は35万(ストレッチ目標40万)です。こんな人間の行く末を少しでも面白がっていただけたら、ぜひ応援いただけると嬉しいです。
応援いただいた方からのコメント(許可済みの方で一部抜粋)
カンパ方法(詳細はこちらのnote下部をご覧ください)
応援いただいた皆さまにはお礼のご連絡をしたいため、カンパいただいた方は【応援フォーム】の回答をお願いいたします。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。