173.グーグルフォームでできる教員の働き方改革3選
皆さんこんにちは!ミニマリストで中学教員をしています。ゆきまつと言います!!
最近は、「教員の働き方改革」という言葉が流行っていますね。
働き方改革と聞くと、導入するシステムにお金がかかり、職員の理解も得て、導入するまでの手間と時間がかかる。
こんなイメージを持たれているのではないでしょうか?
しかし、無料で、簡単に、手間も時間もかからずにできる、働き方改革もあります。
その一例が、今回のタイトルにもある、グーグルフォームを使うことです。
グーグルフォームでできる教員の働き方改革について紹介します。
グーグルフォームとは
グーグルフォームとは、グーグルのアカウントを持っていたら、誰でも無料で使えるアプリのことです。
主に、アンケート、テスト、意見の集約などに使えます。
教員ならもはや、必須で使えた方がいいアプリですが、まだまだ浸透していないのがもったいないです。
グーグルフォームを使うことによって、今までの業務に対する時間を半分〜10分の1まで減らすことも可能です。
10分の1とは大袈裟な・・・と思われるかもしれませんが、大袈裟な話ではなくて、本当の話しです。
アンケート
アンケートの回収もURLを相手に送るだけで、回収、集計まで勝手にしてくれます。
回答した内容は、自動でグーグルスプレッドシート(エクセルのようなもの)に保存されるので、抽出するのも容易にできます。
活用例は、
道徳の時間の意見集約に使う
回答したものが、リアルタイムで閲覧でき、評価もすぐにつけられる。
三者面談の日程調整
紙で管理しなくてよく、保護者も日時を選んだら送信ボタンを押すだけ
生徒が担任へ渡すのを忘れる・・・ということが無くなる
回答必須の項目を設けることで、未回答を防げる
生活習慣アンケート
生徒分の紙を印刷しなくて良い
スプレッドシート上で管理するので、閲覧が楽
といった感じです。
紙で印刷→配布→回収→集計といった手間が省けたので、だいぶ楽になりました。
欠席連絡
「欠席の連絡をしたいのに、回線が混み合って、連絡ができない!!」
こんな声をよく保護者から聞かれます。というか、全校生徒数百名なのに、回線2つしかないとか、効率悪すぎます・・・。
この問題もグーグルフォームで解決できます。
欠席の連絡用のグーグルフォームのURLを学校のHPに貼っておけばOKです。
これだと、朝に電話の回線が混むことはありません。
しかも、欠席連絡の内容もグーグルスプレッドシートに勝手に保存されるので、担任は空いている時間に見たらいいので、効率も格段に上がります。
過去のデータも遡れるので、出欠簿への記入忘れも無くなります。
勤務校でこの方法をとったら、朝の電話対応が3分の1程度に減ったそうです。
今までは、連絡をうける→担任へ付箋紙で渡すといった、非常に手間のかかる方法をとっていたので、実際はもっと大きな効果を得られたことでしょう。
単元テスト
グーグルフォームは回答の集約だけでなく、テストをする時も使えます。
選択問題や単語や用語(一問一答のようなもの)で回答をする程度なら、自動で採点してくれます。
しかも、採点結果は自動でグーグルスプレッドシートに保存されるので、結果をコピペして記録簿に転記するだけです。
私はよく、単元テストでグーグルフォームを使っています。
これをクラス分採点するとなると、数十分はかかるところを、数秒で採点・集計まで行ってくれます。
作業時間が10分の1以上、減らすことができます。
しかも、PCが採点・集計してくれるのでミスするこも無いです。
グーグルフォームを使う利点
ここまでは、グーグルフォームを使った教員の働き方改革について、話をしましたが、実はグーグルフォームを使うことの利点を押さえておくことが重要です。
グーグルフォームを使う利点は以下の6つ
(1)導入するコスト、手間がない
記事の冒頭でも述べた通り、導入するコスト、手間がありません
(2)印刷する手間を省ける
生徒数百名分を印刷する時間を減らせる
(3)紙を使わないのでコスト無し
印刷もしなくて良いので、コストもゼロにできる
(4)配布する手間がない
URLを共有するだけ
(5)回収する手間なし
送信ボタンを押すだけなので、回収する手間も省けます
(6)集計、採点する手間がない
自動で集計、採点するのでその手間を省けます。スプレッドシートに自動保存してくれます。
メリットしかありません。時間も節約できるし、あらゆる手間も省けます。
もう導入するしか、ありませんね!!
以上で、グーグルフォームでできる教員の働き方改革3選についての終わります。
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ゆきまつ@ミニマリスト教員