285.社会科で身につけてほしい力
皆さんこんにちは!
ミニマリストで中学校教員をしています。
ゆきまつと言います!!
今年度は美術科を担当しているので、本業の社会科のことを忘れそうなので、社会科に関する記事を書きます。
みなさん社会科って暗記科目だと思っていませんか?
それは否定しないのですが・・・
社会科を学ぶ意義はたくさんあります。
なぜ世界の地形や情勢を学び、過去の出来事を学ぶのか。
学生の時はそんなことを考え、社会科を学んで将来の役に立つのか考えたこともありました。
しかし、教員になってから答えは出ました。
今回は「社会科で身につけてほしい力」と題して、社会科を学ぶ意義について解説したいと思います。
世界の情勢を知ることで教養を深める
地理では各地域の特徴・情勢について学びます。
ちなみに各地域とはアジア、ヨーロッパ、アフリカ、北アメリカ、南アメリカ、オセアニアの6個の地域のことを指します。
それぞれに教える内容のめあてがあり
アジアは人口増加が進み、経済発展を遂げている
ヨーロッパは地域の繋がり(EUのことなど)
北アメリカは世界に影響を与える地域(IT、工業、農業、文化など)
各地域の特徴を知ることで現在世界で起きている出来事が、どのような経緯でそうなっているのかを知ることができるようになります。
現在のことと絡めることができるので、生徒の興味を惹きやすい科目になるでしょう。
日本がどのように誕生したのか?
日本は古墳時代(3世紀ごろ)あたりから文明が始まります。
世界では文明の始まりは紀元前2000年ほど前なので、日本の文明の始まりは世界から遅れること約2000年となります。
意外に感じませんか?
それから日本の国づくりが始まり、現在は世界でもトップクラスの文明を誇る国となりました。
中国から国づくりを学び、独自の進化をとげ発展していった部分を学ぶことにはとても意味があると思います。
今何気なく「日本の領土」で「日本人」として生活していますが、先人たちの努力の結果だということを忘れてはいけません。
その中には血が流れたり、大きな失敗もあったでしょう。
平和な国で暮らせていることに感謝です。
過去から学ぶ
過去のことを学ぶのは将来役に立つのだろうか。
歴史の授業ではそんなことをよく考えていました。
興味がある分野ですが、将来役に立たなそうです。
しかし!歴史こそ将来役に立つ教科です。
暗偉そうにしたり、恐怖政治を行なっていたものは殺される
安定、安泰している政権もいつかは終わる
新しいリーダーが出てくる
当たり前は変わる(政治の仕方、貨幣制度、思想など)
こう聞くと、なんか心当たりありませんか?
過去から未来を想像できることもできるので、今後起こりそうなことも予想できます。
最後に
今回解説したことをオリエンテーションとか、授業の合間に話すと「自分ごと」として聞いてくれそうです。
ただの暗記科目ならないようにしたいところですね!
毎日Twitterで情報発信しているので是非ご覧ください
ゆきまつ先生
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