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救急車が交差点に入る瞬間が好き

僕は救急車が交差点に入る瞬間が好きだ。より詳細には救急車が交差点に入ってきて、みんなが止まって道を開ける瞬間が好きだ。
なんで好きなのかをまとめてみた。

意思が統一される

ルール、教育により「救急車が来たら止まって道を開ける」という共通認識がある。そのため本来バラバラの人間の行動が一瞬だけ共通の目的のもとに統一つされ、行動に規律が生まれる。一瞬だからこそ美しい。

明確な順序が生まれる

本来道を早く渡りたいと普段は信号無視する人もいるはずの人の集団(僕もたまにする)がこの瞬間だけはじっとする。無意識的に明確な順序が生まれているはずだ。みんな何が大切なのかを心では理解しているみたい。

人間の愛を感じる

先に述べた順序はその瞬間は無意識だろうが、よくよく考えると愛による順序だと理解できる。緊急事態の人に向けての愛情、緊急事態に対応する人に向けての愛情、その全てが愛で成り立っている。普段はさほど意識することのない人間社会への愛と帰属意識を感じる。

以上より僕は救急車が通る瞬間が好きだ。今日もそんな美しい社会、美しいシステムが維持されるように自分含め愛を持って生きていきましょう。


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