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セッションバーってどんなところ?

こんにちは!ライブ&セッションバー西荻窪w.jaz 店長の岡林です。

「セッションバーで働いてます」というと「そもそもセッションバーって何?」と聞かれることも多いので、今回はそれについて書きたいと思います!


セッションバーは飲みながら演奏して遊ぶバー

一言でいうと、セッションバーは「お客さん同士がお酒を飲みながら一緒に演奏して遊ぶバー」です。
(ただし、自分は演奏せずに他の人の演奏を聴きながら飲むのが好きという人もたくさんいらっしゃいます)

一般に、ライブバーでは「バンドとお客さんがいて、演奏する人と聴く人が明確に分かれている」という状況があります。
セッションバーはその境目がなく、初めて会ったお客さん同士で演奏するということですね。

もちろんお酒を飲まなくても大丈夫だし、演奏せずに聴いているだけでも大丈夫なんですが、簡単に言うとそんな感じです。

何を演奏するの?

「初めて会ったお客さん同士で演奏する」って何を演奏するの?って思うかもしれませんが、セッションバーで演奏される曲は主に大きく2種類です。

1つ目は「セッション定番曲」と言われる有名な曲たち。

これについては僕もまた別の記事で紹介したいと思いますが、ネット上にすでにたくさんの情報がありますので、ぜひ「セッション 定番曲」などで検索してみてください。
セッションに参加する人の多くはこの定番曲をある程度知っていて、「じゃあ○○の曲をやろうか」みたいな感じでパッと演奏が始まったりします。

2つ目は既成曲ではなく、1コードや簡単な循環を決めてその場で演奏するパターン。この文化が盛り上がっているのが西荻窪w.jazの特徴で、

  • セッション定番曲を知らなくてもセッションに参加できる

  • セッション定番曲に慣れていても新鮮な気持ちでセッションできる

という特徴があります。
セッションしてみたいけど定番曲を知らない…という人も、来店時にそう伝えていただければ大丈夫なので安心してください。

※お店やイベントによっては、事前に演奏する曲が設定されていたり、J-POPや歌謡曲、往年のロックナンバーなどが演奏されることもあります。

演奏をしない人も楽しめるセッションバー

と、ここまでは演奏する人向けの内容でしたが、セッションバーには「演奏はしないけど飲みに来る」という人もいらっしゃいます。

基本的にセッションバーで演奏している人は初心者からトッププロまで様々です。即興の音楽なので、新しい何かが生まれることもあればうまくいかないこともあります。

「長い時間をかけてアレンジされ、練習された演奏を聴きたい」という場合は、セッションバーは不向きでしょう。

逆に、セッションバーには即興だからこそ生まれるその場限りの音楽や楽しさがあります。
また、「このメンバーの演奏がこんな至近距離で、こんなに安く聴けていいのか」というラッキーが発生することもあります。
(セッションバーは小さめのお店が多く、チャージも2,000円前後が多い印象です)

最初は入るのにちょっと緊張するかもしれませんが、演奏する人もしない人も、ぜひセッションバーに遊びに来てみてください。

ではまた次の投稿で!

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