見出し画像

#003 わたしの初めての一眼カメラ

ふと、自分のカメラ遍歴を思い返してみると、
小学校まで遡ります。

■父の一眼カメラ

私の父は特にカメラや写真に詳しいわけではない普通のサラリーマンで、
子どもが生まれてからカメラを買ったそうです。
確かキャノンの一眼カメラだったかな。
運動会やスキー旅行でたくさん写真を撮ってもらいました。

でも幼き私は写真を撮ってもらうよりも
カメラ自体に興味津々
大人だけが持てる特別なかっこいいものに思えて、憧れのモノでした。

こっそり父のカメラを持ち出し、
ファインダーを覗いて写真をとる真似をして遊ぶこと数十回。
(父に見つかって取り上げられること数回。)

それを見た母が「撮ってみたらええやん」と、小学生の私に。
その横にいた父のなんとも言えない複雑な表情。笑

母の免罪符を得た私は、父のカメラで家族写真を撮りまくりました。

この頃からカメラが好きになりました。

■写真といえばプリクラ

中学、高校と部活に夢中だった私。
試合があると、父は相変わらずカメラを片手に応援にかけつけ、
たくさん写真を撮ってくれていました。

しかし、世はまさに大プリクラ時代

学生の私は、カメラ < プリクラ
ひたすらプリクラを撮って、交換して、遊んでいました。

教室のあらゆるところで繰り広げられるプリクラ交換会。
「これ私のプリクラ、あげる」
「あ!ありがとう!これ私の!好きなの取っていいよ!」
っていうあの【プリ交換】という文化なんやったんやろう笑
会社員の「名刺交換」みたいなもんで、プリクラが名刺みたいなもんでした。

今思うと、写真が好きでプリクラを撮っていたのではなく、
友人とのコミュニケーションとして必要なものだったのだと気づきました。

■初めてのマイカメラ【OLYMPUS OM-D E-M5 markⅡ】

社会人になり、
スマホで誰でも簡単に写真を撮れるようになって、
写真を撮ること自体が身近になってからは、スマホでたくさん撮りました。
そこでカメラの存在を思い出し、
自分の思うままに、撮りたいものを撮りたい。と思うように。

そして、その当時(2018年頃)に売っていたオリンパスのカメラで
めちゃくちゃカッコ良くて、渋くて、かわいい機体に一目惚れ。
それが【OLYMPUS OM-D E-M5 markⅡ】。

とは言うものの、カメラの詳しい知識は皆無。
(以下、カメラのことを何も知らない人の脳内)

センサーサイズがマイクロフォーサーズっていうらしい。
そもそもセンサーサイズがなにかわからんけど。
防塵防滴でめっちゃ壊れにくいらしい。
かっけぇ。
展示で土まみれにされてるカメラなんて初めてみたで。
かっけぇ。
人間でもタフな奴ってカッコイイよね!
すげ〜〜〜。
意外と軽いんだっ!
なんか見た目がオジサンっぽくなくていいっ!
クラシカルな感じ。
試し撮り。パシャ。
うぉ〜〜〜。白黒にもできるんだ〜〜。
ふ〜ん。
レンズキットのレンズが14-150mm。よくわからん
単焦点っていうのと望遠レンズというものがあるのか。
父のカメラは、レンズが伸びるやつだったから望遠レンズだったんだな・・・。

というわけで、知識ないまま、勢いで購入。

初めての自分だけのカメラ!
父のではなく、自分だけのっ!

カメラを持つようになってからは、出かけるときはできる限りカメラを持っていく生活になりました。
やはり望遠レンズというのは、楽しいものですね。

身近なあらゆるものをやたらズームして撮りまくりました。

そんな初心者が撮影した作例


というわけで、オリンパスOM5によって、
本格的にカメラの沼へ入ったのが2018年の話。

今もそんなに知識は増えておらず、
フィーリングで撮っています。

なお、2025年現在はオリンパスはカメラ事業から撤退してしまい、
現行のカメラは「OM-SYSTEM」というロゴが入ってます。
オリンパス好きとしては、寂しい限りです。
あのOLYMPUSのロゴが好きだったんだよなぁ・・・

高性能スマホが普及し、初心者層がスマホ市場に流れてしまったのも
要因の一つのようです・・・。
寂しい・・・。

それでは、また!

いいなと思ったら応援しよう!