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絶対忘れるながやめられない 16

お久しぶりです。前回のお話はこちら

2016.9.25
『to the 世間』のレコ発ライブ@高円寺グリーンアップルを無事終えたばかりの我々。あまりに楽しかったため余韻に浸るもなかなかに手厳しいメンバーの一言。

人間そんな簡単には変われない。2020年10月現在、依然として破茶滅茶にエゴサしまくっている我々である。しかしむやみにRTせず、基本「いいね」にとどめておけるようになったところに己の成長を感じる。いつか「エゴサしきれないからやめるわ」みたいなしゃらくさいこと言ってみたい。

このころの特筆すべきトピックをいくつかご紹介。

9.27
貫地谷翠れんさんがTwitterをはじめる。

9.29
セルラ伊藤がKIRINの本搾り(秋柑)と出会ってしまう。

「これめっちゃうまい。この秋冬であと50本飲む。」とのこと。2020年10月現在、シリーズ累計で言ったら余裕で飲んでるな。

9.30
ある日の志賀さん。

10.10
またある日の志賀さん。

10.19
「なんだ、久々に更新したと思ったら日常回か…」と思った方、待ってほしい(そもそも日常とは、そして非日常とは)。レコ発が終わって間もない我々にいきなりエポックメイキングな出来事が降りかかる。

ファッ!?

発端は2016年9月下旬、パーフェクトミュージックが突如として始動した「がんばれデモテープ」というプロジェクト。

「がんばれデモテープ」とはなんなのか。当時のリリース文によると

個性豊かなアーティスト・タレントを擁するレーベル・プロダクション「パーフェクトミュージック」がツイッターを利用してのオープン型オーディション「がんばれデモテープ」を実施することを発表した。このオーディションは、(中略) 60秒以上のオリジナル楽曲の動画、更に簡単なプロフィールと意気込みコメントを一つのツイートにまとめてつぶやくことで応募完了となるもの。
 (OTOTOY「パーフェクトミュージック劔樹人&張江浩司があなたを待っている 「がんばれデモテープ」開始」より引用)

とのこと(リリース全文はこちら)。

この時点で結成から7年経っているが、ぜわすはこれまでオーディションというものについぞ参加したことがなかった。「オーディションに出よう」という発想そのものがなかったように思う。しかしひらりと舞い込んできたこの「がんばれデモテープ」の報せに、ふと反応したメンバーがいた。アルバ伊藤さんである。

アルバさんはこのnoteでも紹介してきたとおり、アイドルオタクをやっていた人である。でんぱ組.incのライブと被れば一切の迷いなくぜわすのライブ(出る側)を干していた彼はその後、恋汐りんごさんというアイドルのオタクもやっていた。その汐りん属するアイドルグループ「バンドじゃないもん!(現:バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI)」こそが、パーフェクトミュージックの所属だったのである。

「パーフェクトのやってるオーディションなら面白そう」と情報共有をしてくれたアルバさんに、他のメンバーも「動画だけで応募できるなら簡単だしやってみるか」と、すでに公開中だった『絶対忘れるなのテーマ』のMVのURLを添えて軽い気持で応募することにした。その第一弾がこれである。

すると、さきほど引用した張江さんのツイートにあるとおり、運よく第一回放送でピックアップしてもらえたのだった。その時の動画もなんとYouTubeに残っていた。それがこちら(ぜわす紹介のところから再生ができるようになっています)。

改めて放送を見てみると、

「メンバーの名前が面白い」
「ヒップホップ要素が強いのに誰も声張ってる人がいない」
「『忘れるな』と言いながらテンションは低い」
「ロゴがいまどき」
「バンドって言ってるけどバンドではない」

といった感じのコメントをいただいていた。
お客さんでもお知り合いでもない、音楽関係の方に講評的なことをされるのこれがはじめてだった。

続くトークの中で「がんばれデモテープ」自体、社内プロジェクトとしてはあまり予算がなく社内会議でも厳しめの反応をされているという話が出たり、いきなり脱線して「グッズ作るならどうする?」という話を10分くらいしはじめたりしていたので「この企画大丈夫かな…?」と若干の不安は抱きつつ、すごく嬉しかったのを覚えている。あと、同日にティンカーベル初野さんが紹介されていることも今思うと感慨深い。

ぜわす紹介の最後、張江さんに
「いろんなバリエーションがありそうなのでぜひまた送ってほしい」
と言ってもらったのをいいことに、ひとまず我々は次の週も投稿してみることにした。

これが絶対忘れるなの後の運命を大きく左右することとなる。

つづく。

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セルラ伊藤
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