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EQ実践レポート〜探究領域「選ぶChoose Yourself」②〜


「選ぶChoose Yourself」

無意識的に反応をするのでなく、意図した行動を選択するために、意識的に選択肢を並べ、熟考するプロセスが「選ぶ」にあたります。
「どのような選択肢があるのだろうか、それだけだろか、ほかにはないだろうか」のように「どうやって/how」がキーワードです。
自分はどのように振る舞うべきか、自分や他の人への影響を与えるにはどうするべきか、そして自分の考えを「実践」に移すべきかを考えることになります。

この領域には四つのコンピテンシーがありますが、今日は二つ目のコンピテンシー「感情のナビゲート」です。

感情のナビゲート

感情を戦力的なリソースとして捉え、その感情を評価し、活かしたり、変化させたりすることを感情のナビゲートと言います。
実はこのコンピテンシーは、私は非常に高い数値となっていました。
SEIレポートによると、しかし「非常に大きく、複雑な状況に直面すると、自分の感情の状態に苦しむこと もあるでしょう。そのような場合は、周囲に辛く当たったり、反対に、自分の殻に閉じこもって、感情を遮断したりします。」とあります。

戦略的に感情を活かしたり変化させたりして、周囲の人と関わる事は日々行なっていることだと思います。しかし、意識してというよりは無意識に行なっていたのではないだろうかとレッスン中に思いました。

「どんな感情でその行動をしたのか?」
感情の振り返りを行い、感情を変えるための問いかけを学習し、感情をどんどん掘り下げていく様なアプローチの必要性を感じた。

行動のパターン

本来は何百通りもとれる行動はあるのに、なぜかいつも同じ行動をとりがちになるのは誰でもあるのではないでしょうか。
これは「行動のパターン」として定着してしまっているからです。
こういう時はいつも行動をとってしまうというパターンは、本人が認識していないからこそブレーキをかけられないこともあるのだとわかりました。
その認識していない行動パターンは、実は自分が他人に見せたい自分の「マスク」をかぶっていることが要因だとわかるとブレーキをかけ、自らにベネフィット(利益)とコスト(代償)を問いかけ行動変容することができます。

マスク演習

自分が、その時の立場に合わせ、どんなマスクを使い分けています。
その原因は見たくない感情です。
その感情を深掘りすると、自分が見たくなかった様々なネガティブな感情が渦巻いています。

その感情の塊を丁寧にチャンクダウンし、下記を考えます。
*自分にとって自分がマスクをつけることのベネフィット・コスト
*他者にとって自分がマスクをつけることのベネフィット・コスト

その上で、「マスクをつけて他者と関わるあなたのパターンを一つだけ変えさせるとしたら、それは何か」を考えるのです。

結局この時に役立つのは「知る:Know Yourself(自己認識)」だと感じました。
自分の中にどのような感情があるのかを認識する感情リテラシーと、自分にはどのような感情(F)、思考(T)、行動(A)のパターンがあるのかを認識する自己パターンの認識という2つのコンピテンシーが機能してこそだと思っています。

実践するポイント

レッスン後にしてみたことは、それぞれのマスクを考えてみることでした。
かなりの時間を要しましたが、見られたいという面が分厚くなりすぎていないか、コストが大きすぎてストレスになっていなかなど分析してみました。
【分析したマスク】
*会社でのマスク
*家族と一緒にいる時のマスク
*友人と一緒にいる時のマスク
*パートナーと一緒にいる時のマスク

まとめ

特にマネージャーとして成績を出し続けていた3年間は、見られたいという面がだいぶ薄くなっていたようなのが演習の際にわかった。
そして逆に、成績の悪かった1年間はこの見られたいという面が本当に分厚くなっていたのだと知りました。
この演習はリフレクションになると感じました。

あとがき

この記事が誰かの何かの役に立ってくれて、最幸の人生への行動のきっかけになってくれればと思います🤗
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