【コミュニケーション】を深堀り! 8/8部作
皆さんこんにちは!
みなさんがなりたい自分になれると嬉しい!元アナウンサー・1万人スピーチコーチの松尾由紀子です!
さて、全8部作でお送りしているコミュニケーションを深堀り!最終回の本日のテーマは、
⑧論理的でわかりやすい話にするには
です!
前回の記事では、
言わなくても察することができる相手に行間を読んで汲み取ってもらおうとしている自分を自覚して、真意をはっきりと口にする習慣を身に付ける必要がある、とお伝えしました。
その際に意識するとよいポイントはこちらです。「論理的」とか「分かりやすい話」とはいろんなところで耳にしますが、何をしたら分かりやすい話になるのか、具体的なヒントをお伝えしますね。これまでのご自身の伝え方の中にぜひ取り入れてみてください。
■定量的に伝えよう
定量的とは、物事を数値や数量に着目して捉えることです。
《かなり》《しっかり》《○○関係の仕事》
など、私達の周りには
・数値化できない、
・人によって定義が異なる、
【定性的】な言葉があふれています。
情報差のある中で仕事をしていることを意識して、
なるべく客観的な伝え方をすると思い込みや誤解を防ぐことができます。
数字で伝えれば、どんな日本人同士、あるいは海外の人とも1回でスムーズな情報共有が可能になります。
▲定性的 「すぐやります」 (人によって何分なのか異なる)
↓↓↓
●定量的 「あと5分で提出できます」(数字で表すと話し手と聞き手の認識のずれがなくなる)
■刺さる言葉を使おう
情報は、データに意味あいを加えて加工するものです。
見たままのデータを伝えても、相手は動きません。
ビジネスコミュニケーションの目的は相手を動かすことです。
そのためには、そのデータが相手にとってどんな意味があるのかを
相手が1回聞いただけでわかる言葉を使って伝える事が大切です。
相手の生活の中にある言葉だけで話をすること、とも言えます。
そのためには、相手の考え方や立場、業界などについて事前にリサーチしておくことが重要です。
また、誰でも使うような言葉では相手に印象を残すことはできません。
自分しか言えないような表現を日ごろからコツコツと貯める習慣をつけると良いでしょう。
全8部作でお送りしている【コミュニケーション】を深堀り!シリーズは最終回となりますがいかがでしたでしょうか?
よく目耳にし、普段何気なく使っているコミュニケーション
という言葉の持つ意味と役割、陥りやすい問題の本質を知ると
自ずと改善ポイントや改善方法が見えてきませんか?
ぜひ今回のシリーズをご活用いただき、あなたのビジネスや人間関係の向上にお役立ていただけたらと思います!
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