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私たちはバックグラウンドを意識せず話しているのかも…

一言で言いたいことが伝わる言語化力コーチ、元アナウンサー・1万人スピーチコーチの松尾由紀子です!

早いものでもう木曜日。お仕事をしているとあっという間ですね。

ところで今週、月火水と日本がハイコンテクスト文化圏であること、日本人がハイコンテクスト文化の人種であることをお伝えしてきました。

それがいったい、コミュニケーションのよしあしとどう関係あるのでしょうか。そういう声が聞こえてきそうですので、今日この記事で解説いたします^^

ハイコンテクスト文化で育った私たちは正直、コミュニケーションや人間関係で悩むことが多いです。

それはなぜか。

たしかに日本は今でこそ国際色が強くなり、さまざまな出身国の方が暮らすようになりましたが、島国領土という地形も手伝ってそれでもまだまだ日本人が多勢を占めています。

私含めみなさん、朝から晩まで接する方って基本的に9割9分9厘、日本人ではありませんか?

同じ国で同じ言語を話す日本人。どことなく身構えることなく安心して接することができますよね。

でもよくよく考えてみてください。

・育ってきた家庭
・住んできた地域
・通った学校
・お世話になってきた職場

そしてそこにあるルールもみな多種多様なのです。

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にもかかわらず私たちは話し手になったとき、それを無視して「同じ日本人」というくくりで相手を見て接していませんか?

そうです。私、相手、みなバックグラウンドがそれぞれなのに、そこをあまり意識することなく、

「言わなくてもわかりますよね?」
「それって当たり前ですよね?」

と聞き手の『暗黙の了解』に期待して私たちは話しかけ、なんならバックグラウンドなどはじめから存在しないものと考えて接してしまっています。

そして聞き手たちは話し手に忖度して「何とかして話の意向をくみ取ろう」と気遣い、「暗黙の了解」をどこからともなく引っ張り出し、会話を成立させてしまっているのです。

結果、表面上成立したように見えた会話も、あとからよくよく考えると「わからなかった」とある意味、不幸なできごとをお互いにつくり出してしまっているのです。

そしてみな、話し手として聞き手の暗黙の了解的忖度に気づかないままコミュニケーションに悩み、人間関係に苦しんでいるのです。

ではどうすればいいのでしょうか。それはまた明日の投稿で^^

本日19時、LINE友だち限定コンテンツ配信いたします!

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