LA LA LAND#80
2016年に公開されたLA LA LAND。先日車を運転していると、冒頭シーンの「Another Day of Sun」が流れてきた。
この映画が人気絶頂の時、私は実はあんまり興味がなかった。
ミュージカルは好きだしアニーだってレ・ミゼラブルも劇場で観た。サウンドオブミュージックは劇団四季を福岡まで観に行ったりもした(仕事だったけど)。
LA LA LANDは子供が生まれたばかりで、単に観に行く余裕がなく、アマプラで配信開始されて自宅で観たのだったと思う。車で音楽を聴いたことで、つい先日も全部観てしまったわけだ。
この「Another Day of Sun」はまさにミュージカル!!!という曲で、作曲者のJustin Hurwitzもそう意図して作ったと知った。
かなり明るい曲調なので5歳になる長男も大好きな曲。歌詞は「落ち込む日があっても必ず新しい朝が来る」という歌だ。
それだけを聞けば前向きな曲に思うが、明るい未来だけではない現実、険しい道のりも描かれている。
これから始まる映画のストーリーも予測させるようなオープニングで、明るい未来を、大丈夫だと自分に言い聞かせるこの曲が大好きだ。
数年ぶりに映画を見終えると、以前はラブストーリーの方に感じることが多かったが、今回はセブの不器用な愛や、夢を追いかけるミアの気持ちなどに感動した。
ちなみにどの曲も素晴らしいが、「Mia and Sebastian’s Theme」も良い。シンプルで物悲しくも美しいメロディが主人公ふたりにぴったり。
一度観た映画を見直すって、良いなと、年末年始のおやすみの時には夜な夜な映画を観ようと思っている。